ドラマ『悪魔が君の名前を呼ぶ時』と横溝正史原作『由利麟太郎』の感想

こんばんは。
本日もお読み下さり、ありがとうございます。

さて、『ドクター・プリズナー』を観るためにLaLa TVに加入した私ですが、こちらでも書いたように『ペーパー・ハウス』を観たい欲が異常に高まって視聴を中止しておりました。

そんな中、同じくLaLa TVで『悪魔が君の名前を呼ぶ時』と言うドラマが始まったので、どんなドラマかなー?と検索してみたところ、チョン・ギョンホとパク・ソンウンのお二人が出ていると言うことで、「え?!これって今KBS Worldで観てる『ライフ・オン・マーズ』の二人じゃん!」ってことで、早速、画像検索🎶
すると上が『悪魔が君の名前を呼ぶ時』

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下が『ライフ・オン・マーズ』なんですけど、

わお、全然違うじゃん(韓国の俳優さんてほんと凄いわぁ)!と思って、私は韓国ドラマを観るきっかけになったのが『太王四神記』のパク・ソンウンなので、さくっと録画しておきました。

いやぁ、ブルーレイを買い替えたので、HDDの空き容量が90%とかって、テレビ録画派の私にとっては天国みたいで、たくさん録画してるので、1ヶ月で70%を切ってもまだ心に凄い余裕があります😄

で、まぁ面白いかどうか今後録画するかの確認のためにちょっと観てみたら面白かったんですよね、これが。
私、チョン・ギョンホさんって全然観たことなかったのですが、今度観たいと思ってる『刑務所のルールブック』と『愛の不時着』にも出てるのですね!超売れっ子では?!しかも少女時代のスヨンの彼氏なのかーーなんと!この人だったのかー。初認識💦

で、ここ3週間、OnlyOneOfのことしか考えてなかったので(⬅あれ、SUPER JUNIORは?宝塚は??😅)ドラマを観る時間がなくて、、、最近また観始め、8話まで進みました。

ストーリーは、
主人公は昔少しだけ売れたフォークデュオの地味なギターの方(実は結構名曲を作曲してる)の男。
人気が廃れ人々から忘れられるようになった56歳の今でも音楽を捨てられず、周囲にはまだ音楽にしがみついている惨めな人と蔑まれていた。そんな彼の前に突然、悪魔が訪れ、10年後に魂を引き渡す代わりに、3つの願い(訂正!4つでした。悪魔さんたら、めっちゃ大盤振舞🙌)を叶えると提案する。
アル中の廃人寸前の男は、もう捨てるものもないと、音楽家として売れることと金、若さなどを条件に提案を受け入れる。
その後、成功を収めカリスマプロデュースとして活躍する男の前に10年が経ち悪魔が現れる!
そして、男の人生に大きくシンクロする不幸のどん底にいる歌手志望の少女も現れ……。
(あらすじ作成:お先生)

『ライフ・オン・マーズ』もまぁまぁまぁでしたけど、元々、イギリスのBBC製作ドラマのリメイクの上に『シグナル』的既視感もあって、そこまで嵌まれなかったのです。あとチョン・ギョンホがそこまでピンと来なくて💧荒くれ者パク・ソンウンは可愛かったけど。
なので、私は断然『悪魔が君の名前を呼ぶ時』派です❗
とにかくチョン・ギョンホが良い😆この人ってこんな人なんだーと色々な驚きがあります。面白い面と深刻な面、音楽的素養のギター演奏や歌、EDMを演奏するところもあったりで、でも端々に56歳の時のリアルな仕草や言い方が出てきて🎵ずっと暗めで頭が痛くて苦しんでいた『ライフ・オン・マーズ』より私は楽しめました😄
髪長めのチャラい感じ(実は悪魔と契約前のホームレス寸前の髪型と変わってない💦💦)も似合ってて、細い体にお金持ちっぽいちょっとフェミニン系のファッションも良かった。
このドラマ、『トッケビ』になんか似てる?!って思う瞬間がたまにあるのですが、全然違うんですよねー。あらゆる所で、そうかーそっちへ行くかーって感じで。
イ・ソル演じる不幸のどん底にいる少女がとにかく頑なで頑なで💦
トッケビ』のウンタクだったら、「あじょしー(おじさん)❤私そうなったら住む家なくなっちゃうじゃん?だから私こうするから家に住まわせて🎵出来ればお金もちょうだい😆」って屈託のない感じなのに、主人公がいくらお金と地位と権力で誘惑してもまったく!!乗ってこないんですよ。そこが若干イラッとするかな?と思ったんですが、別に強がったり嘘をついてるわけじゃなくて、それがまっとうな道を進むための彼女の本心なんですよね。まぁそれにしても余りにも不幸だけど😞でもそれが後に色々と理由が分かってくるので。
そしてなんと言ってもこのドラマの好きなところは音楽です❗
主人公が昔歌ってたフォーク系の歌がとても良い。少女が何十年経った今でもそのフォークギターのおじさんが作った歌が好きで歌ったり、自作曲も影響受けててちょっと古くていい感じの歌を歌うんです。それがドラマにとても良い味を加えてます。
そして、音楽を作る人の苦しみが。。。主人公や少女はどうしても音楽を捨てられず、音楽が自分の命や生きる希望そのものなんです。私はそれが凄くよく分かるので観ていて胸が締め付けられます。最近よく音楽話をブログに書いてますが、やっぱり音楽ってそれくらい人工物として偉大な物だよなぁ、と。
で、ダメ押しはやっぱりパク・ソンウンですね🎵悪魔なのに何故か人間の元カノとの関係に悩むところとか、何故か音痴(俳優兼歌手の男の体に乗り移っている💦💦)だったり、それでいて本当に悪魔(と言うか後々はルシファーっぽい?)っぽくて説得力があって。高級感ある黒いスーツ暗めのシャツと暗めのネクタイをして黒塗りの高級車に乗っててもやくざの役の時とはちゃんと違って見えます❗
そんな彼の元カノ役がイエル❗
トッケビ』の紅い神様としても有名ですが、ほんとビジュアル的に好きな女優さんです。先日、感想を載せた『インサイダーズ~内部者たち~』にも出ていて非常に綺麗でした。そんな彼女が❗今回はショートで金髪😆とにかくファッショナブルで観てるだけでも満足。

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と言うことで、機会がありましたら是非ご視聴を🎵


で、お齋藤さまがいたら絶対感想を書いていたであろう、フジテレビで放送中の横溝正史原作『由利麟太郎』
やっとこ観ましたけど、ううーーーん、なんかほんとガッカリですね💧吉川晃司に田辺誠一ってことで結構頑張ったのですが、結局『シャーロック』(と言っても、月9の方ね💧)に次ぐ現代を舞台にした探偵ブロマンスを描きたかっただけみたいで、原作への愛は感じられません。京都が舞台って最後まで忘れてましたよ💦
私が観た感想としては『神と共に』をもし日本で映画化することがあったらハ・ジョンウの役は吉川晃司で🙌って思ったくらい、足首くらいまである黒い超ロングコートが似合っていたことくらいかな。じゃあチュ・ジフンの役は?って言うと、ちょっと役者不足かもだけど割りと好きなので竜星涼とかで😅
とか、ほんとどうでも良い感想ですが、昔のこのブログっぽい題材なので敢えて書いてみました😄


で最後に話は戻って『悪魔が君の名前を呼ぶ時』のTSUTAYAの宣伝動画を置いておきます☺歌も流れるので是非聴いて下さい。


「悪魔がお前の名前を呼ぶ時」2020年8月5日TSUTAYA先行レンタル開始!

それでは~🎵