9年ぶりに宙組を観に行って星月梨旺❗❗星月梨旺❗❗って言ってたら9月が終わろうとしている話。『シャーロック・ホームズ』『Délicieux!』の感想。

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こんにちは☺

今回の話は本気で書くとかなり長くなりそうなので、内容のサブタイトル的なのを最初に書いておきます。

・9年ぶりの宙組観劇の話。
・お芝居『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~の感想。
・とにかく星月梨旺様が素敵。出逢いの話。
・ショー『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』の感想。
・マカシャンペンラの話。
・退団までの1カ月、りおちゃんの出演作品をかたっぱしから観たそれぞれの感想。
・愛月ひかると宙組。9年間も宙組を観劇しなかった話、人事や今後の宙組や宝塚の話。

と言う様な話をする予定です。たぶん💧
 


のっけからですが、
いやぁ~~~~~~~~~、宝塚って本当に凄いですね❗❗❗❗❗

全世界人が多大なるストレスを抱え過敏になりながら生き抜いていかなくてはならないこのコロナ禍で、素晴らしい作品、素晴らしい生徒たちの力によって、自分がどれだけ生きる活力を貰っているか計り知れません。

実は私、色々あって宙組を観に行くのは実に9年ぶりでした。
ファンであった大空ゆうひ様の退団公演以来です。

愛ちゃんの『不滅の棘』再演は絶対行きたかったのですが、チケットが取れず、あれを観に行っていたら人生また別の方向に変わっていたかも知れませんが、それは別の話😵


今回なぜ観に行ったのか、それはシャーロック・ホームズが題材だったから。

テレビ好きな私としては、宮崎駿の犬ホームズも、英国グラナダTVの『シャーロック・ホームズの冒険』(3クールは観ている)も好きで、子供時分からよく観ており、極めつけは何と言ってもBBCの『シャーロック』。これが世界中のドラマ史上の中でベスト3に入るくらい好きなのです❗勿論、若干スチームパンクなマーベル味を感じるロバート・ダウニー・Jrの髭ホームズ映画(所謂ガイリッチー版)も観ております。
(日本のディーンさんやMiss…のドラマも1話だけは勿論視聴。最近人気の憂国の、、、はなんか受けつけなかったです💦)

まぁ、原作は子供の頃、何冊か読んだだけなので、純粋にホームズファンかと言うと違うのでしょう。


で、結果から言うと、より最高だったのは、ショーの『デリシュー』の方で、ロックオンしてしまうくらい好きな人とショーの良さが相まってしまうと、こりゃ何とかして通わないと、、、となんか2、3ヶ月前にも起きたようなオールイン❗❗な現象??が宙組でも起きてしまいました。恐ろしい。

でもmy初日が8月31日だったので早めに気がつけて本当に良かったです😵


さて、お芝居の『シャーロック・ホームズ』の初見の感想としては、一つの話だけではなく、本当にシリーズ全体のストーリーやネタが不断に盛り込まれていることに驚きながら観ていた一方、私はSUPER JUNIORのソンミンが出ていたのもあって韓国版『ジャック・ザ・リッパー』を観に行っていた(ジャック役のキム・ボムレさんが余りにも凄すぎて韓国ミュージカル俳優にハマるきっかけになった💦)のもあり、ジャック味を感じるようなシリアスながらのっけから歌もダンスも盛りだくさん、ミラーボールも回っちゃうよ🎶って感じと、ロンドンの家や街並みに絡みつく鎖のセットなどが素晴らしく、「ミュージカル」として凄くよく出来ていたことに驚きました。

で、途中、「まさかこれ、ライヘンバッハまでやるの??なら真風、呑気に歌ってる場合ではないのでは??」って心配になったりしましたが😅あれよあれよと言う間に展開し、最後には駅長さん姿のモリアーティまで登場❗❗(弟なのか?いや本人だろうが)して、私、同じ生田作品である『ひかりふる路』の話や展開が全然面白くなかったので、「生田君、こりゃ素晴らしい娯楽大作を作ったもんだ❗❗」と上から目線ですが、大変感心しました🙇

スカステでホームズ研究家の北原さんとの対談を観て、「あら、生田君たら、結構なシャーロキアンね🎵」と思ったので、相当、愛が込められていたのでしょう。

実は、私の周りにも何人か傍から見ればフリークなのでは?と感じるホームズファンがいますが、そう言う人たちは自分のことを決して「シャーロキアン」とは言わないのですよねぇ。。。恥ずかしがり屋さんなのかな??😅


で、このお芝居は回数を観れば観るほどかなりスルメな内容で、大好きになってしまった星月梨旺ちゃん演じる大臣の一挙一動の顔の引きつり、眉の上り具合い、目の見開き加減をロックオンしているうちにどんどんハマり(いや、何だかんだで「長年連れ添った妻」を他人に依頼して殺してるからね!忘れてないよ、私は💦💦)、キャラとしては、りんきらのマイクロフト(ドラマ『シャーロック』でマイクロフトの面白さに目覚めた私。)の上手さに面白さを見出しているうちに、更に作品の良さを感じることとなりました。

ジュビリーのシーンで盆が回る中、歩いたり反対に進んだり腕を絡めたりのシーンは観ててドキドキしました。2回目からはりおちゃんをロックオンだったので、映像では引きで、正面に来た際のりおちゃんの白手袋の美しい振りがよく見えなかったのはちょっと勿体ない気もしましたが、サブタイトルでもあるThe Game Is Afoot!の曲も大変格好よくてつい買ってしまいました。るいまきせの歌声が本当に素晴らしいのとキキちゃんが革手袋で指差す姿が格好良くて毎度高まるシーンでした。
あとプロジェクションマッピングも多用されていて舞台装置の移動も凄かったです。お兄さんが6人くらい目に入っちゃうのはご愛嬌🎵
そして墓守のシーン、、、の話はまた後程😄


今回思ったのは、宙組さんってとにかく歌(コーラス)が上手いとは結成当時から言われていて、20年経っても頑張って保っているのが凄いですが、私って芝居が上手い人が結構好きなんだなってこと。

まぁ様にあまり興味なかった私ですが、ブラームスが好きなのでたまたま放送していた『翼ある人々』を観て、その素晴らしい内容に上田久美子先生とまぁ様他、出演者の上手さ(特にまぁ様、うららちゃん、あっきー、愛ちゃん)に痺れたのですが、それから数年の時を経て、同じくウエクミ先生の『神々の土地』を映像で観て、宙組全体の芝居の上手さに得も言われぬ興奮を覚えたのは今も鮮明に残っている記憶です。

考えると、この時、もっと調べてりおちゃんのファンになっていれば、、、とも思いますが、何事も「今がベストな時❗」なので決して後悔はしません😵

で、その時感じた芝居の上手い人は殆ど退団してしまったのですが、今回、素晴らしいと思ったのは組替えしたばかりの潤花ちゃんだったので、新しい風が加わって良かったね❗とポジティブに思いました。

散々、雪組時代に観ていたはずだったのに、こんなに素晴らしい子だったとは、今年5番目くらいの衝撃です💦

真風と愛ちゃんファンの友人から、「相手役が変わってスヴィッツラを観たけど、とにかく大人だから❗素敵だから❗真風の格好良さが何倍にも増して観えるから観て欲しい❗❗❗」と言われて、今回、無事チケットが取れたことでワクワクしていたのですが、「でも、私が知ってるあの潤花ちゃんでしょ?」と思っていたところは若干ありました💦一応、別の作品でヒロインしてたのも観てたし💧

スカステで初日・楽の映像はド金髪ヘアにメイクが余りなじんで見えなくて、ちょっと2.5次元な違和感を覚えたのですが。。。

しか~~~し、観劇して、もうのっけからの声色にノックアウトされかかりました😱

有村先生のヴィクトリアンバッスルスタイルのドレスがとにかくお似合いだし、一番良かったのはやっぱり声❗
途中、ホームズと長く言い争う大事なシーンがあるのですが、ああ言うのってたまにありますが、娘役の声で聞くとキンキンしてうるさいと思ってしまい、台詞や芝居に集中できない時があるのですが、もうずっと聞いていられるわぁ、、、と思うくらい、その台詞のやり取りに聞き入ってしまいました。
声色が良いのは勿論、芝居も上手いのかも。

で、メイクと髪色は生観劇では当然気にならず。
次のネバセイ(初演当時、劇場で観ました。)再演もきっとお似合いだと思います。
絶対、観に行きます❗
 
それにしても、退団者であるりおちゃんや昔からとにかく格好良くて好きだったさおちゃんは同期の美人かなこさんと共に大臣の役で出演時間や台詞は結構少なめ😞😞😞って思っていたのですが、ちゃんと途中1回だけ市民役でレア出演🙌
友人がパンフレットを買って教えてくれて、見付けるまでに2公演かかりました😣動体視力には自信があったのに、今回はすべて2階席で観たので暗くて帽子被ってるとちょっと見つけにくかったです😢

そして、最後のホームズのお墓の場面で牧師様(B席で観たときにイケメンやなぁ、とよく観たらさおちゃんだったので注目出来た🙌若者verとおじいちゃんverがあった🎵)に、りおちゃんと七生さんが墓守に扮し退団者3人と「あの方」を含め、何やらごにょごにょやっていて、あれがりおちゃんだと気がついてからはもうそっちに釘付けで😅😅😅😅
もう毎度面白いので、泣いている可哀想なワトスンを余所に、普通に声を出して笑いそうになるのを堪えるのに必死でした💧
あのシーン千秋楽の最後まで面白かったですね😅

あと星組から異動してから生で拝んでいなかった真風があんなに面白いアドリブをするなんてびっくりでした😅
ロケットのセンターで水さんにそっくりだった真風を初めて見た衝撃を思い出したけど、いつの間にかどんどん成長していたのですね🎵
221Bのホームズの部屋のアドリブ、毎回楽しかったです❗
そんなこんなで退団者への生田先生の愛も有り難く感じたお芝居『シャーロック・ホームズ』でした。

 

さて、やっと本題【とにかく星月梨旺様が素敵。運命の出逢いの話】です❗

 

今回、ホームズをやるにあたって、お、これはとうとう宙組を観に行く時だな、と思って、その前にまどかちゃんの専科→花組への異動、副組長・美風さんまで花組へ異動と衝撃の人事があった訳ですが、退団者が発表されて見ると、「ぎゃー、前から格好いいわーと思っていた美月悠、そして七生眞希になんとららちゃんまで退団しちゃうの??これから宙組毎回行こうと思っていたのに😫😫」と言う事態に。

(ほんと自分勝手な言い方ですみませんが、
まぁ、人生なんて欲張って全部は追いきれないのでそんなものですよね😵

ちなみに、これはまだ嵐の前の静けさです。)

で、そのあとスカステで、職場の子が観に行って「難しくてよく分からなかったです😞」と言っていたウエクミ先生の新作『フライング・サパ』をドキドキしながら観たのですが、これがかなり私的に面白くて❗

サパの感想を書くと長くなるので、りおちゃんとの衝撃の出逢いだけ書くと、

のっけから「おお、なんじゃこりゃー」と(SF的創作物としてはさして珍しくない展開でも、伊藤計劃が好きな私としては、宝塚でこう言うのやられることやピナヴァウシュとかの三宅純の音楽にも心が躍り、SFな作品は宝塚でもたまにあるけど、なんか違うものを感じて)その後の展開にワクワクも追加されて観ていると、後半から、まだ事件が起きる前の過去が舞台になり、集中して観ていると、なんか物凄い異質な存在感を放っている人物に目が釘付けに。
それが、りおちゃん演じるロパートキンだったのです。

(なんだ最近好きになったにわかじゃん、と思われても私は気にしません🙇)

で、何が異質だったかと言うと、変な言い方ですが、その人だけ、「ご本人が登場している!!」と言う気持ち悪さと言うか不気味さみたいなものがあり、外見や佇まいの嘘のなさみたいなのが、凄いオーラを放っていて、「え?誰????」って混乱したのがファーストインプレッションでした。
なんか、役の、、、ではなく、ロパートキンと言うその人そのもののファーストインプレッションで。

宝塚はひと組70人くらいはいるので、覚えられない生徒も結構いるのですが、そう言う、「知らない生徒が演じている」誰?じゃなくて、もう単純に、「あなた、誰???」って怖さを感じちゃって。
真風のお父さん役です、とかじゃなくて、ゆりちゃんが高師直を演じたときの「あれ誰が演じてるの??」でもなくて、

例えば、家に知らない人が突然入ってきて同じ食卓に座っている、「あなた、誰??」みたいな。そう言う感じ。
これって、阿部公房や三島でも感じたSF感的な怖さでもあるかも。
もうその人、って感じだったんです。こう言う顔で、こう言う髪型で白衣を着て眼鏡をかけて、薄く髭が生えている。そう言う佇まいの人がいる、って言う。

同じく後半から登場した、これまた私が存ぜぬ生徒だった穂稀せりのブコビッチの印象とは全然違ったのですよねぇ。

20年以上、宝塚を観ていて初めて感じた気持ち悪さでした(これ、すっごく褒めてますよ❗❗)

もし生で観ていたら、気になりすぎて後半の話が入ってこないか、物語に入り込みすぎて具合が悪くなっていたかも知れません💧

てな感じで、ロパートキンが超絶気になりつつも、物語が面白く、まぁでも後半は若干みんなに演じている感があったかな?って感じです(脚本と演者の間に隙間が生じたのかな??どっちが良いとか悪いとかではなく。)が、舞台が終わってカーテンコールで素に戻っているであろう「ロパートキン役の人」を観たり、挨拶で珍しく泣いてる真風を観ているうちに、私にも現実感が戻ってきたんですけどね。
あれ、宝塚的「芸名に戻ってのフィナーレ」がなかったのもイメージを崩さなくて効果的でした。


で、終わってソッコー検索して、おお❗❗あの『神々』でガリツキー将軍だった人かーー❗❗あの時も確かに「え?誰??」って言う気持ち悪い何かを感じた(何度も言いますが、最大に褒めてます❗❗💦)けど、あの時はまだ「誰か知らない生徒が演じている」感もあったなぁ。でも今度、宙組を観に行くときには絶対に彼女を観よう❗と思った次に、ええーーーーーーーーー❗❗❗ホームズで辞めちゃうのーーーーーーーー😫と、なった訳です。

(古くから星月梨旺様を応援されていた方には今更すぎて大変不愉快な話かも知れないですが続けます❗)

スカステのMemories of 星月梨旺を観ると、『神々』から『サパ』でのウエクミ先生とのやり取りがとても興味深い。。。

ご本人も好きだった役に両方挙げていた様に、やはり特に思い入れがあったのですね。本当に素晴らしかったです。
(更に、好き、大好き、、、ってなったのは実際に生でショーを観てからなので、これから書きます。)

私が観て「うわ、好きすぎる」と思ったウエクミ作品(BADDY、翼ある人々、神々の土地、桜嵐記、(fffは、まぁちょっとキャラの方が立ってたかな。興奮はしたけど。『月雲の皇子』は怖くてまだ観られません💦))は特に演じる役者と役がマッチして相乗効果が凄かった気がします。
本人がまったく共感できないと思っても、あのさくらちゃんに弁内侍が当て書きです❗って言うんだから、「流石だなぁ、ウエクミ先生」と思ってしまいました😅
結局またウエクミ先生に新たなジェンヌを好きになる素晴らしいきっかけを与えて貰った様なものなので感謝いたします。


と言う訳で、本日はここまで。

そうだ、大事なことを忘れていた❗
りおちゃんが退団して丸1日。淋しいなぁ、と思いながら寝しなに「星月梨旺」と検索してみると何だか毛色の違った呟きが😱

えー何これーーーと思ったのが、りおちゃんの実の弟様のツイッター

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凄い。スカステ放送より早い袴姿の素化粧のりおちゃんのお写真✨
なんと有り難い😭と拝みながら、弟様、背が高いし、姉弟共に美形だなぁ、と思いながら再び「星月梨旺」でツイ検索したら、
さっきと同じ様な呟きをもう1つ発見。

ん????と思いなら、クリックしてみたら、なんともう一人の弟様の呟きが😱😱😱
それがこちら。

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凄い❗❗❗❗背が高すぎる😱
194センチ??140キロ???芸人さんなの???と現実が飲み込めず、眠れなくなりました💦
どちらの弟様とのお写真も美しい笑顔の星月梨旺様✨
眩しい😭
一度で良いから出待ちしたかったなぁ。。。
こちらの弟様もお可愛らしい。微笑ましい姉弟のお写真ですね😌

どうかお幸せにお暮しいただきたいなぁ。
そして、るなちゃんみたいにSNSでもやっていただけるなら、今年、生まれて初めてSNSのアカウントを作った甲斐があるのですが、どうなんでしょう?

と言うことで、星月梨旺様のここが大好き❗を本格的に語るのは次回からです💦

次回は私が一瞬で星月梨旺沼にハマってしまったショー『デリシュー』の話をします☺

それでは~。