やっと観られた映画の感想【アマゾンプライム篇】

皆様、お疲れ様です。お先生です。

テレビを買い替えてから１ヶ月間、ずっと観たかった映画(韓国映画ばかり💦)をせっせと観ております。せっかくなので感想、【アマゾンプライム篇】をどどーっと書きたいと思います。
今さら感の映画ばかりですが、お付き合い下されば幸いです。

■ベテラン　

監督：リュ・スンワン

主演：ファン・ジョンミン

検挙率の高い破天荒な刑事が、狂った財閥２世の被害にあった弱者を守るために戦う話。

未見のファン・ジョンミン作品の中で一番観たかった作品。タイトル通り意外と地味だが、良かった。
出演者が端役までとにかく！とにかく！豪華！！ドラマ『ライブ』で大好きになったペ・ソンウ始め、芸達者ばかりで、最初はコメディ感が強かったが後半はシリアスな展開に。自分の存在意義すら最早疑うレベルのユ・ヘジン演じる２世のお守り役の叔父(会社の専務)が独特の存在感。ユ・アインがほんと怖かった💧
基本、これ１発でお陀仏であろう、街中でのアクションの応酬に唖然としたが、それも大変楽しめた作品。

■インサイダーズ～内部者たち～　

監督：ウ・ミンホ

主演：イ・ビョンホン、チョ・スンウ

国のすべてを意のままにする目的で徒党を組んだ財閥の会長・マスコミのドン・次期大統領候補の国会議員が今まで子飼いにしてきたやくざに裏切られることを発端に、検事を巻き込み一大事件に発展する話。

今でも思い出すと動悸がする作品。大好き過ぎるチョ・スンウが出演する、今のところこれ以上は考えられないと言う程、一推しのサスペンスドラマ『秘密の森』の役と似てる様でまるで違う役。ストーリーは若干複雑だが、とにかく動悸がして面白い展開。個人的にトラウマ映像があったため(グロいシーンではない)、今後何度も観るかは謎だが、あと１回は観たい。

■LUCK-KEY　

監督：イ・ゲビョク

主演：ユ・ヘジン

それなりに面白かった日本映画『鍵泥棒のメソッド』を原作にし、香川照之が演じた殺し屋の方に重点を置いた作品。

ユ・ヘジンってなんて芸達者で憎めない役者なんでしょうね。その延長の映画って感じで、劇中でも中学生から２０歳年下美人やそのお母さん、おばあちゃんまで女性に大人気に。だって格好よくて見えちゃうんだもん。
現実ではキム・ヘス様もモノにした強者(別れちゃったけど)で飼ってる犬も可愛いし、無敵か？！
ストーリーも原作と結構変わっていて面白かった。ただ、「売れない役者」役（原作は堺雅人）だった俳優の印象が残らない💧

■猟奇的な彼女　

監督：クァク・ジェヨン

主演：チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン

ワイルド・スピードシリーズを１日３本観た後、まだ精神的に余裕があったので、サクッと観た作品。超有名だがこれまで未見だったので。
これを先に観ていれば『神と共に』のチャ・テヒョンにもっと感情移入出来たかも。
とにかく電車での嘔吐から始まる数年に渡る恋愛物語。食事中の視聴には向かないが多くの韓国映画ファンが心を揺さぶられた作品らしく、主人公二人の魅力的な人間性を楽しめた。ただ、SUPER JUNIORの影響で主題歌『I believe』を聴くと泣くどころか笑ってしまうのが個人的難点。
映画『建築学概論』とどっちが良いかなー。主題歌では『記憶の習作』の方が好き。

■グッバイ・シングル

監督：キム・テゴン

主演：キム・ヘス

人気が下降気味で年下彼氏の俳優に裏切られたトップ女優が起死回生を図るために嘘の出来ちゃった発言。産婦人科で偶然出会った１５歳少女の子を自分が産んだように画策するところから始まる話。

キム・ヘス様は昭和の大女優（松坂慶子や名取裕子とか）のゴージャスなオーラを持っていて、私的に一番テンションが上がる女優さん。キム・ヘス様の凄いところは、こう言うコメディにも捨て身で出演くださるとこ。整形ネタも余裕で受けてくれる懐の深さ。スタイル抜群でチャーミングで格好良くて、そんなキム・ヘス様の魅力いっぱいの映画。
脇を固める「良い人」マ・ドンソクやイ・ソンミン等とにかくみんな演技が上手いし、ただのコメディで終わらないストーリーも◎
『グッド・ドクター』に出てた女のコも等身大の演技が良かった。

■ベルリン・ファイル　

監督：リュ・スンワン

主演：ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ

ベルリンで交差する北朝鮮のスパイと韓国・国家情報院の諜報員とCIAとロシアンマフィアとアラブ系過激派組織とかの話。

良かった！！リュ・スンワン監督作は本当に好きだ。一瞬では理解できないストーリー展開だが、絡んだ糸が解れた時、面白さがぐんと増す。
リュ・スンボムが相変わらず蛇みたいな男で登場。『暗殺者』でも共演したハ・ジョンウとチョン・ジヒョンのプラトニックな夫婦が良い。そして、ドラマ『ウォッチャー』でもそうだが、群れに属さない冷徹・冷酷なハン・ソッキュが良い。あんな戦闘的な場にトレンチコートで行くのがさすが！今回も鏡を見て髪を両手でかき上げていたので、思わず写真撮っちゃったよ！ほんと格好良かったですけど、もうちょっと活躍しても良かったなー。最後はハ・ジョンウ演じる北朝鮮スパイに物語が完全に移ってしまったので。。。
アクションも凄くて、派手ではないが文句のない映画。

■国際市場で逢いましょう　

監督：ユン・ジェギュン

主演：ファン・ジョンミン

朝鮮戦争、ドイツ炭鉱への出稼ぎ、ベトナム戦争等、幼くして家長となった男の歴史に翻弄された人生譚。

心の準備ができて、とうとうこれを観る時が来た！と意気込んで観た、巷では超高評価の作品。
だが、なんだか主人公が友人のオ・ダルスありきの人生で、思ったほど胸に来ず、歴史背景を知れば知るほど、涙涙とは行かなかった。家族がみんな我が儘だし。
予め知ってはいたが東方神起のユノがベトナムに出兵中の兵士として出てきて、気持ちが現実に戻ってしまった。。。割と好きだからかなー。
毎度、苦境にいるファン・ジョンミンの涙目と釜山訛りを堪能する映画。

以上です。
見事に韓国映画ばっかり💦💦💦
洋画は『ワイルド・スピード』シリーズを７本観たのみ💧
これもそのうち【ネットフリックス篇】と併せて感想書きたいと思います。
それではー。