相棒シリーズ『鑑識・米沢守の事件簿』試写行ってまいりました!!


皆様お元気でしょうか?
お先生は花粉症と風邪の危険に晒され、辛い状況です。
そんな同じ状況に立たされたあなた。3月28日公開のあの映画がお待ちですよ。
相棒ファンの方は当然ご存知でしょう。

その名も……、
『鑑識・米沢守の事件簿』です!!
http://www.yonezawa-movie.com/

この映画、シーズン7・第11話「越境捜査」で脚本を担当したハセベバクシンオー
のスピンオフ小説が原作となっております。
さて、この度もひょんなことから先行試写に行って参りましたお先生とお齋藤さま。
まだ公開前ですが、それなりに情報を収集したい方のためにここで感想を語りた
いと思います。
もちろん、犯人のネタバレはありませんが、それなりに内容については触れてお
りますので(当たり前!)、ご容赦下さいませ。


先:ということで、お齋藤さま。
今回も何だかんだ言いながら先行試写会行っちゃったね。
私は『相棒』のノベライズにはあまり興味ないので、原作は未読でして、今回も
米(よね)の相棒が「ハギー」こと萩原聖人だってことくらいしか予習していきませんでした。
だって、ストーリー知っちゃったら、『相棒』の楽しみ半減だもん。


お齋藤:どうも皆様、昼間っからこんばんみ。最近ビビる大木がツボに入ったお齋藤でございます。
相変わらず情報弱者な環境におりますゆえ、言葉足らずはご容赦くださいませ。
さて、今回もお先生の素敵な魔法に乗っからせて頂き、相棒映画をフライングで鑑賞いたしました。
感想は…お先生、いかがでした?お齋藤的には「面白いけど何かが違うな」と。
まあスピンオフだからそんな違和感は当然か。


先:なんで今更ビビる大木??
さて、「面白いけど何かが違う」には至極同感であります。
なんだろうねぇ、結局は『相棒』って枠を借りただけで、完全に違うドラマ(映画)になってるから?
トリオ・ザ・捜一も角田課長も刑事部長&参事官もたまきもちゃんと出てきてはいるんだけど、なんせ米の私生活に入り込み過ぎだから?
『相棒』って私生活が明かされてるのってよく考えたら亀しかいないじゃない?
それなのに、通常では脇役の米の妻・家の様子・終業後の過ごし方までかなり細かく明かされてたから、
今まで想像して楽しんではいても、ちょっと引いちゃった部分はあります。あそこまでやるなら、
イタミンの私生活(大したもの出てこないと思うけど)を超詳細に映画でやってくれれば…、ってやっぱりこれも引い
ちゃうかもな。


齋:イタミンの私生活…剣道と英会話教室とお見合いパーチーで終わってしまうわ!
それなら1クールでトリオ・ザ・捜一の『裏相棒』復活でよいのでは…。
まあ、本当に『相棒』登場人物を使った別物、って感じよね。
お齋藤的には大河内管理官が別人かと思いました。
いや、今シリーズ初回の手の平返し(急に特命に厳しくなった)とかとまた違って、
喩えればホリの<武田鉄矢が絶対に言わないこと>ネタみたいな。…違うか。
分かりづらくてすんまそん…。
あ、あと鑑識課の女性技官とマラソン大会のバイト娘は出演者誰かの抱き合わせなのか?って感じでしたなぁ。
あれ、他のドラマだったら板谷由夏滝沢沙織がやるなと勝手に思ったわ。
それから伊武さんと砂羽さん、朝ドラを観てから映画を観てしまったためにちょっと脳内が惑ってしまいました。


先:そういえば、伊武さん出てたわねぇ。既に忘れてました。
なんか、染五郎さんとはいりの色が濃すぎて。
相棒とはいりの甘味処でのシーンは本当に美味しそうで、
相棒二人が串団子に手を出さずに店を出ようとしたときには、
「え、いらないなら私食べた〜い!」と何度も叫びそうになりました。
そうそう、「相棒」と言えば、元祖「相棒」である、右京&亀がチラチラ出演してたことが逆に悲しさを誘いました。しかも台詞ないし。
なんか「日本アカデミー賞」と本放送『相棒』のコーヒーのCMで寺脇さんを観た時と同じくらい悲しい気持ち。
「なら出さなくていいのに……」と思います。
でもなー、ギター弾けるとか六角さんの器用さに頼るのも、なんか余り観たくなかった。
チラッとだけ弾くのが良かったのに、あんな路上でライブしてるんだ…と思うと、やっぱ引いた。


齋:米沢さんの多趣味ライフ満載ってことなんでしょうか。
しかし住んでいる官舎、案外綺麗だったわね。
下手したら本件の被害者よりいい部屋でしたよ。
お団子の件もそうですが花の里縛りがないお蔭か関係者たちとの会見場所が何処も素敵でしたわ。
染五郎と会った店、実在するのかしら。
小野田・右京組の密会場所(回転寿司及びオープンカフェ除く)より手も届きそうだったし。
あ、今回お齋藤的に一番気になったのはヒロインたる米沢夫人の出てくるシーンの数々だな。
いくら米沢の妄想…幻だからといってもう少しプロの撮り方あるでしょう!
わたくしには「そこ、ピンスポどーん!!」という夙川アトムの幻の声が聞こえましたわ…。


先:「はい、ドカーン!!」みたいな?
かーしむ、かーしむ、さわよね(米沢)はぼうあい(相棒)とぎろっぽんでチャンネーに……。
うーん、宝塚ファンからしてみれば、米の逃げた女房が紺野まひるちゃんだと知って結構ショックでしたよ。
山下容莉枝のような人を想像していたからさ。
『相棒』シリーズには今まで涼風さんも出ていたので、初めてではないけどね。
ま、エンディングの二人のアツアツシーンは可愛いものあったけどね。
あんなの作ったのは偉いよね。


齋:わたくしも容梨枝や北原佐和子なイメージだった。
亀山家のご近所で起こった夫婦不仲が発端の殺人未遂(徳井優オセロ中島がゲスト回)のとき、しみじみと「やるかやられるか」の夫婦関係に思いを馳せていたからてっきりウィン・パティオ小日向の奥さんみたいな激しいひとで…ってあれこそ容梨枝じゃん!
成程、だから合点がいきまくるわけだ。
まひるさんも『妄想姉妹』モードかと思ったのに。
まあ、本作での米沢妻は「♪いなくなった君が鮮やかな影になり、愛しさをましていく」という、B'z『それでも君には戻れない』状態だからああいうキャラクター設定なんでしょうか。


先:だから、ベタなピンスポットなんじゃないの?
そうかぁ、容梨枝は小日向さんの奥さん役だったね。
まひるちゃんを相手に、ああいうラブラブ・カップルみたいにするのは、六角さん自体も可愛いイメージなんだね。
確かに、「キモカワ」キャラなのかも知れない。
そういう意味では女子高生に受け入れられるだろうから、またTSUTAYAで限定試写会すればいいのにねー。
そんな意味では、イタミンには胸キュン(死語)しないのかなぁ。世の女性たちは。
あ、相棒の人気キャラランキングってあったね。パンフレットだっけ?
あれで米が上位だから映画化ってあったじゃん。
でも、そのランキング、あまりピンと来る結果じゃなかったけど。
美和子よりたまきの方が上位だったし。なんでだろ。


齋:Yahoo!じゃなかったっけ?
あれ、捜一がトリオでカウントになっていたから細やかなデータとは思わないわ。
イタミンは結婚紹介サービスどうしたんだろう?
やはり公務員優待のサービス会社はバレが恥ずかしくて嫌なのかしら。
しかし何で出ていったのかしら米沢妻。
やはり「旦那が忙しくて(しかも仕事よりも主に趣味で)寂しくて出ていった」が正解か。
あの携帯の写真がなければ米沢さんの中だけにいた幻の妻っていう流れもありそうだったから、実在してくれていてよかったわ、個人的に。


先:確かに。バーチャル妻じゃなくて良かった。
あの、幻想の「私、疲れちゃったんだ。ごめんね」みたいなシーンで、出て行った理由をまひるちゃんが語っていた気がするけど、なんて言ってたか既に忘れたわ。
皆さん、要チェックや!!


ということで、精一杯ストーリーの核心には触れないように感想を語ってまいりました。
ゲストも意外と?豪華なこのスピンオフ映画。
六角さんも言っていたように、米沢が主役のこの映画はこのくらいの規模が適切なのでは、
というスケールはそんなに大きくないストーリーですが、
芸達者な面々が揃っているので、やはり楽しめることウケ合いでしょう。
新たなスピンオフものはまったく期待しませんが、
皆さん映画館で是非観てあげて下さいね。


と、締めくくろうと思っていた矢先、こんな大ニュースが……!!!!!!!!!!!!

以下、ヤフーニュースより。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090307-00000017-ykf-ent
都会派刑事ミッチーの領域…水谷豊“新相棒”決定!? 
水谷豊(56)主演の人気刑事ドラマシリーズ「相棒」で、水谷の“新相棒”を歌手で俳優のミッチーこと及川光博(39)が演じることになった。18日放送の「相棒 season7」(水曜午後9時)最終回から登場する。(夕刊フジ)


はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
あまりに吃驚しすぎて
顎がはずれるかと思いました。
これでお齋藤さまの元気が一気になくなってしまいました。
お先生心配です。
あ、完全に『相棒』に帰ってくる可能性がなくなった寺脇さんのことも心配です……。
ていうか、……、あ、もう止めよう。
この「事件」に関しては、次回にとっくり語らせて頂きます。
それでは、アディオス!