2007年秋ドラマ、いよいよ出陣!(2)

お齋藤:皆様、こんにちは。
先日、東京新聞にて今期新ドラマの、記者によるランキングが
載っていたそうです。
それによると、

  1. ガリレオ
  2. 『歌姫』
  3. 『ドリーム・アゲイン』
  4. 働きマン
  5. 『スワンの馬鹿』
  6. 暴れん坊ママ
  7. ハタチの恋人
  8. 有閑倶楽部

・・・だそうです。

案外順当な感じ?
ただ、いつも我々と意見が合ってくれない、某Y新聞のランキングが
まだ発表されていないので、タマちゃんばりに見守ろうと思います。
(すみません、そんなに深刻ではないです)
さて、昨日18日(木)で、
ひとまず今秋新ドラマが出揃いましたね。(除:『SP』)
順番にコメントしていきますか。
まずは月曜21時『ガリレイ』こと『ガリレオ』。
…思ったよりも悪くはなかったかも。あまり「原作、原作」いっても仕方ないので
別個の推理ラブコメ(あきらかに主役ふたりがラヴの空気だ)と思うことにします。
しかし、途中のCM、出演者ものばかりじゃん!
唯一、『消臭プラグ』の新シリーズが良心か。


お先生:そうそう!そうなの。のだめ以来、久しぶりに月9を見て嬉しかったことは
『消臭プラグ』のCMを見られたことです!!
しかも、新バージョンの「殿サラリーマン篇」になっていて嬉しさ倍々増!!
「年頃の娘と父殿との微妙なやりとり」が素敵です。
って、『消臭プラグ』に紙幅取りすぎ?
さて、月9ですが、昨今の何がやりたいんだかまったく意味不明のドラマばかりが
続いていた中では割と良かったと思います。
これも原作がしっかりしてる推理物だから?という説、大ですが。
確かにラヴーな雰囲気は多分に感じられましたね。
そして、草薙を北村一樹にするなら、湯川・草薙コンビで見たかったとの
思いも強くあります。
あと推理を解くところにどうしても時間が割かれるから
通常の55分だとあっという間だろうねぇ。
ところで、お齋藤さまが事前に教えてくれた、
「今回の原作は『良い話』なんだよ」って言っていたのはどの辺のこと??


齋:わたくしが「いい話」と言っていたのは、
唐沢がボランティアで行っていた詩の朗読は
原作では隣の部屋の盲目の友人のために読んでいて、とか
犯行現場(犯罪着手現場?)が違うとかわりと設定が凝っていたのよね。
まあ、唐沢に怪演させるためなのかキャラがナチュラルボーン・キラーみたいに
なっていたけど。これからも科学の凄さをみせつけるための大がかりな実験も
みどころになるのかしら。
しかし"美人監察医"真矢みきまで出てきて、いよいよ『ブラックアウト』な
感じね。たとえていうなれば、構造として

でも、主題歌はどうしても聴きたくなくって♪チュッチュッチュ〜と始まって
すぐ変えてしまいました。これだけはゆずれねえ!


先:「でも、そんなの関係ねぇ」とは行かないのよねぇ。
はい、じゃあ、次は火曜!
『暴れん坊』と『スワン』と『夕刊クラブ』でしょうか?
もう、どれもこれも…といった内容で。
あ、でも『暴れん坊』は大石静の脚本なんですな。
と言う意味では、割ときちんと出来上がっていそうです。
しかし、幼稚園の上流階級マダムたちとのバトルなんて興味ありません。
そして、残りの二つ!!
これ語らなきゃいけないのか知らん?


齋:すんまそん。まず、『暴れん坊』は観ていません。
どうも主役お二人が得意ではないので(すみません、すみません)
どんなにデキがよくってもおそらく観ることはないでしょう。
それから、諸事情で『夕刊』と『スワン』、ほんのちょっとだけしか
観ていませんが、これはもう視聴しないこと確定です。
ガリレイ』は設定変更等を「別物だ」と思って観ていけそうですが、
どうも『夕刊』はついていけなさそう。
きっと前情報がなければ「ほぉ、破天荒な学園ドラマね」と思って
観ていけそうだけど、そう思うには漫画と過ごした時間が長すぎたのね。。。
いいんじゃないですか、お好きな方々は楽しんで観られたら。
翻って、『スワン』。
観たけどきっとおもしろいんだろう。皆芸達者なんだろう。でもね。
まず、そもそもの設定。
「既婚者なんだから恋するな!遠い日の花火なんです!!」と言いたい。
これは『ハタチ』にも言えますけど。
それから、田中美佐子
最近『age,35』の再放送を観たせいか、
旦那の恋心(つーか浮気心?)を知ったら、娘を放りだして
昔の恋人んとこに走るんじゃないか、と勘ぐってしまいます。
まあ、森口瑤子さんは相変わらず綺麗でしたわ。


先:確かに森口さんは相変わらずでした。
上川と一緒にいると大人のカポーで良かった。
しっとりとした恋愛ものなら良かったのに。
夕刊フジ』我慢してみたけど、30分でギブアップ。
あ、男山は実写になるとフツーにコリーで可愛かったです。
しかし、漫画の男山はかなり臆病者の屁タレなので、
なんだかフツーのコリーとは違いました。
美波はルックスが良かったです。あ、これは女子陣すべてか。
途中で、チャンネル変えて『スワン』を見ましたけど、
上川がかみさんに小遣い上げてくれって頼んでいるところで
悲しくなって、スイッチを消しました。
では次へ。


齋:え〜っと。昨日は予告どおり『ジョシデカ』観ましたわ。
ピン子テイストだから、と予想していたのとちょっと違っていい番狂わせでした。
なんというか、2時間ドラマ調だと思っていたら
『アンフェア』と『ケイゾク』をたして2でわったところに
『QUIZ』と『氷の世界』のエッセンスを振りかけた感じ?
テンポがいいおかげか結構ピン子のくどさが目立たなくてよかった。
あとは、風呂敷を広げ過ぎて『氷の世界』オチにならないように。。。


先:同じく秦建日子の脚本ということで見ることにしました。
しょっぱなから『アンフェア』な雰囲気漂ってましたねぇ。
しかし、面白かったです。
ピン子もさることながら、仲間さんの「自分○○です」って喋り方が
今までと別なものを感じさせ、鼻声も気になりませんでした。
このドラマ、私はみんなに見て欲しいですな。
TBSは初回再放送がありますので、まだ間に合います。
初回から起こる連続殺人事件が面白いものを持たせる可能性があるので是非。
まぁ、お齋藤さまと同様、大風呂敷広げすぎ、
『アンフェア』みたいに警察内部の犯人はもう止めて欲しいけど。
最後に殺されたいしだ壱成の彼女(もこみちの車のCMの彼女)役の人の
死にっぷりがとても良かったです。


齋:あぁ!あのCMの子か!!道理で見覚えがあったわけだ。
あのCMは観ていて寒くなる。。。
それから、本放送を観られず、録画しておった『モップガール』、
やっと観ましたわ。
案外おもしろかったです。
北川さん、番宣のためのテレ朝番組行脚時にちょっとふてくされ気味で
「こ、この人は。。。」と思っていたのですが
ドラマではそんなの垣間見られなかったからよかったわ。
変な顔もしてくれるし。話的にはどこかで観たような気もするけど、
あの時間に丁度よいかもね。


先:そうなの。私も意外とお薦め、『モップガール』。
北川さん、グダグダな台詞回しも、ぶーたれた表情も良かったです。
あとは、今日絶対見て欲しいのが『歌姫』のロバート秋山の歌声。
あらすじでも、「その美声に驚く」ってあったけど、本当なので。
お齋藤さまも見てね。
視聴率は良くなかったみたいだけど、これもストーリーは良さそうなので
化ける可能性あり。私は家にいるなら見ます。


齋:んもぅ、お先生ってば前回から秋山・美声推しなんですから♪
その大推薦っぷりを肝に銘じ、今夜『歌姫』、拝見いたしますわ!
そして閲覧してくださっている皆様、相も変わらず長文、申し訳ありません。。。