Dr.パルナサスの鏡

テリー・ギリアムの映画を映画館で観たのは初めて。
写真や映像を観て、まぁ、かなり楽しみにはしていたけれど、
期待しすぎるとガッカリするので、気持ちを抑えて観ました。
それにしても、あの世界観は好きだ。
誰が誰の分身、完全に超近代的ロンドンなのに、
馬車式の舞台や衣装のビジュアルは古典。
そこがまた良かった。
ま、古典好きなので、時代も古典で良かったけど。
普通の?おじさんだけど、1000歳とか「悪魔」とか、
ほほう、それでそれで?という感じでいちいち引っかかるところもなく
進んでいきましたよ。
とにかく、鏡の中の世界は面白かった。
もっとやって欲しかった!と
自分では思いつきもしないくせに、
他人の想像力には思わず、もっと!を要求しちゃうけど、
それでも十分楽しめたわ。
まぁ、謎解きもあったけど、「謎は謎」ということで。