新ドラマ『SP』〜いくらなんでも露木さんはどうかと思う篇〜


お先生:あの〜、第一話を拝見して、ある意味無視してきた
お先生ですけど、
今回ばかりはちょっと一言言いたいのでペン?を取りました。
さてさて、話題の新ドラマ、と言っても他のドラマに比べて
一ヶ月遅れでやっと始まった『SP』。
様々な新聞を読むにつけ、やれ「格好いいアクションドラマ」だとか
「俳優陣には自信がある」とか、
「足を使って、マイナーでも演技力がある俳優を探してきた」とか
自信満々の製作陣なんですけど、
第一話を拝見して、「この人は誰?」って感じで
あまり集中してドラマを観られませんでした。
いやね、私も劇団関係の人はそれなりに知ってますよ。
松尾諭神尾佑までは許しましょう。
しかし平田敦子に限ってはもっとネタとして扱われるのかと思いきや、意外と無視。
もっとこの人について触れて欲しい。いや、触れてあげるべきだ。
そして、本当にずっと「誰??」と思っていたこの方、江上真悟については
検索したところ、ナント!美輪明宏様の一番弟子というじゃありませんか。
嗚呼…、美輪様の一番弟子とは、存ぜぬ私めが悪うございました。
ごめんなさいです。
もうイヤ。
そんな訳で、前置き長くなったけど、
じゃ、みんなの知ってる人出そうか?ってんで、
露木茂・元フジテレビメディア事業本部役員待遇専任局長を元総理大臣として
ドラマに出演させちゃうってのはどうかと思います。
「君はいい目をしているねぇ」じゃないわよ!


お齋藤:まあ、散々「『SP』で出揃うわね」と言い続けておきながら、
黙殺してしまったわたくしめは、
「"露口茂(ヤマさん)"にオファーしようと思って書いた企画書のミス」が
原因ではないか、と勝手に落着しておりました。そんなわけないけど。
そのくらい思い切ったキャスティングよね。
思うに、フジは昔からこういう子でしたよ。
『同・級・生』では中井美穂にキスシーンまでさせ、
蝶ネクタイ軽部を『のだめ』に。
考えてみれば、山村美智子はひょうきんアナっすよ。
しかも他局も変な追随して、自局アナをドラマに出しまくり。。。
わたくしの認めるアナ出身女優は野際陽子ただ一人!
あの方は月影千草をやるために女優になったのだ、と信じています。


先:むむむっ。
わたしくしも、どうしても『露木茂』って言えなくて
露口茂』って言ってしまっていたの。
なんでしょう。ホームズと太陽にほえろ、見すぎなのかしらん。

うう、そうなんです。
フジと言えばアナ。フジアナと言えばドラマ。
『同・級・生』ある意味トラウマです。
あの後、よく中井好きになれたなぁ、私。

月影先生!もう時間がありません。
早く紅天女を誰にやらせるか決めてくださいm(_ _)m.

しかし、北村有起哉やパク・ソヒ(ジャニの風間くんかと思った)は許せても
露木さんで2週はありえません。


齋:なんだか『SP』、あの時間帯に珍しく緊迫感もあり、
面白いとは思うんだけど、いまいち乗り切れないんだよなぁ。
お先生の仰る通り、わたくしには馴染みのないキャスティングのせいなのかしら。
そこはかとなく漂う『踊る…』テイストのせいかしら。
単にわたくしの体質?
そうそう、パク・ソヒ、どこかで見覚えがあるかと思ったら
NHK木曜時代劇『慶次郎縁側日記』で観たんだった。またやらないかな〜


先:話が『慶次郎日記』に……。

『SP』、岡田君のトラウマ(あのシーンの映像は『ケイゾク』っぽい)
は分かるんだけど、なんだか釈然としません。
でも、真木よう子は結構可愛いです。
で、「役者の演技力には自信がある」みたいなんだけど、
あの課長役に演技力ってそんなに必要なのかしらね。


齋:最初にお先生が述べられていましたが、
我が家で取っている某A新聞の日曜版(Y売を真似たみたいです)でも
購読者は「芸達者な役者達…(云々)」と絶賛していましたよ。<SP出演陣
ガリレイ』と『SP』がやはり評価が高くて、「フジテレビ、やるな!」って論調。
課長は、今のとこはそんなにもだけど、案外ラスボス設定かもしれないから
現時点でまだ前に出してこないのでしょうか。


先:え〜、あれだけ意味ありげ(まったく個人認識できていないために、
つい意味ありげにみえてしまう)にでているのだから、ラスボスも何もありません。
十分ですよ。
警察内部の実態も色んな所でそれなりに解明されているので
引っ張るほどの重要性も感じられませんし。
しかし、辛口にしてる訳でもないし、辛口にしたい訳でもないのに
こういう内容になってしまうのは、ヨミーの記者ではありませんが、
やはり最近ドラマを作っている連中にやる気が感じられないからだと思うよ。
あと、これだけ言いたい。
三代目魚武をテロリスト役に使うなら
ドリアン助川でもイケたと思う。
同じミリタリージャンパー着てアーミーナイフ持って。
ドリアンには無表情でやって欲しいです。
魚武はつい目をむいて怖い顔になってしまうので、面白みが感じられません。


齋:しかし、魚武こそキャスティングされた経緯が読めないです。
まだ前夫人の某女優さんと別れていないんだったら「まさか嫁枠?」と思うけど、
前夫人もその現旦那もいる業界になぜ参戦するんだ、詩人。
うっかりすると共演しちゃうかも知れないのに。
それとも、何故か『揺れる想い』に出てしまった高野寛(今でも好きです!)
の如く1回こっきりの冒険、なのか。
ドリアンはラジオ等のキャラの手前、断ったのではないですかね。


―――――――日付変更線―――――――――


先:↑ということは、ドリアンに一度オファーがあったことになりますよ。
さて、昨夜の月9『ガリレイ』を見て驚き。
月9は目撃者役で利重剛レベルですよ!お金があります。
羨ましいです。
高野寛(私も今でも好きです!)何処へ行った?
最近見ません……。


齋:ドリアン・オファーはわたくしの推測にすぎませんが。
昨日の『ガリレイ』はますますラブモード強まってきましたなぁ。
やはり、わたくしの恐れているクリスマス・ラブラブオチへの懸念が
より一層高まって参りました…月9だし。
何気に、あのドラマの目撃者役は工場長役で蛭子さんが出ていたりもして
ちょっとした豪華さもポイントなのか?
しかし、水野美紀…『働きマン』になってほしかったけどなぁ。
大後寿々花ちゃんは相変わらず巧い。
変な方向にいかず育っていってほしいものです。


先:ホント、大後寿々花ちゃんは素晴らしかったねぇ。可愛いし。
『セクシーボイス・アンド・ロボ』で原作ぶち壊しだったのが
悔やまれます。
なんか、話が『ガリレイ』になってしまったので、
この辺でお開きにしますかね?