女子中高生に(なぜか)大人気!!『ラスト・フレンズ』〜気になる最終章〜


お先生:おはー。
ラスト・フレンズ』がとうとう20%超えて、『チェンジ』抜いたってね。
実は私も昨日見てしまいました。
嫌々チャンネル変えながら観てたんだけど、結局最後まで観ちゃった。
帰りの電車でも中学生がきゃーきゃー言ってて、
「え、今日最終回?」「じゃなくて最終章だよ。最終回じゃない」
「わたし朝からずっと最終回だと思ってて。もう、こんなに惑わされて
わたし馬鹿じゃない?!」って言ってた。
相当ブームなんだねぇ。
ま、内容は当然当初の予想通りだったんだけど。
でも、みんな演技がうまくて本当にすごい。
いや、長沢さんはいつものアヘアヘだったけど、
シリアスだからそんなに喋らなかったし。
上野樹里はすごいねぇ。
ストーリーは最後に錦戸が手首を切って自殺した。
ここまでの過程が壮絶だったから
とても納得できる展開でした。
錦戸もうまかった。


お齋藤さま:おつです。何だか凄い展開のようだね。
明日土曜に、ハマっている子と飲むことになったので
その素晴らしさについて熱く語ってもらおうっと。

しかし錦戸氏自殺とは。あの事務所よく許したなー。
というかDV・ストーカーにGOサイン出した段階で覚悟したのか?
今後の仕事が気になります。


先:なんかねー、
前回、上野樹里が錦戸のところへ行って「アヘアヘ(長沢さんです)に手を出すな!
彼女を幸せにできるのは私だ!」みたいなことを言ったのね、
で、錦戸がキレて、「お前なんて所詮は女なんだよ」と言ってレイプ。
ま、未遂なんですけど。
で、上野が性同一性障害という記事が雑誌に載る。
(モトクロスの人気選手が!みたいな。前、競艇選手であったでしょ。)の
エイタが上野につきつけるも、上野は「アヘには黙っていてくれ!」
ま、色々あって、アヘは錦戸のことでみんなに迷惑を掛けているからと家出、
実家に戻るもつまはじきもん。
倍賞さんが母で北見さんが父だけど、どっちもやさぐれで。

錦戸から実家に電話がかかる。
「アヘの荷物まとめたよ、鍵も返して欲しいからうちにおいでよ」
アヘは怪しむも、錦戸を信じる。
家に行くとちょっと話。
一瞬気が緩むが、ベッドの下で上野の大事なお守りを見つけ、錦戸に詰め寄る。
「押さえつけて、あいつの芯を折ってやった」「ヒドイわアヘ。」ひっぱたく。
しかし、錦戸完全にキレ、家を出ようとするアヘを「君の友だちがどうなってもいいの」と
捕まえDV。そのままレイプ。
放心状態のアヘ。
でも、涙を流しながら、でも「もし私の友だちに手を出さないって約束してくれたら、
私そうすけのところにいて、してあげる」とアヘが決意表明。
錦戸は「どうして泣くお?」と錦戸の涙。
アヘをベッドの上に残し、居間へ。
するとアヘの荷物から写真が出てきて、それを見るとシェアハウスのみんなの楽しそうな
BBQシーン。
BBQの串を持ってアーンする上野とアヘの写真など、みんなとても楽しそう。
それを見て錦戸は涙が止まらない。
何かを決意。

で、朝、アヘが起きてみると、静か。
居間へ行くと、ソファーの上にはウエディングドレスを抱いた錦戸の姿。
ドレスは真っ赤で錦戸の手首からは血が。

ここで終わり。
最終回はアヘが妊娠(たぶん最後の錦戸との子)
私、頑張って育てて行くわ。みたいな感じ?
上野と付き合っても子供はできないから、
このまま暮らすのかなぁ。
でも、二人は上手くいかなそうな気配も。


齋:きっつーーーーーーーーーー!
いや、アイドル脱皮だな錦戸。
そりゃあもうJALで整備なんてできないわ。>『アテンションプリーズ
あと、アヘって寛平ちゃんを思い出しちゃいますから。

しかしウェディングドレスの傍で死ぬなんて、映像的に2サスみたい。


先:あはは。
文字にすると笑っちゃうでしょ?
でも、若手有望俳優がすごい演技力で演じてると
なんかドラマになっちゃうのよねぇ。

私は水川さんのスッチー姿を期待した見てたのですが、
結局出てこなかった。残念。しかも、不倫相手が山崎なんだっけ、だったので
それも驚いた。
そしてその不倫相手が家を出てシェアハウスで暮らしてたってのも驚くわ。
最近の若者ってこんななのかしらん。


齋:いやいや。まあ、男女混合の共同生活でデキあがるっていうのは、まあ仕方ないにしても
「友だちと」のシェアハウスだとしたら個人的な心証として何かよろしくないなぁ。
何より不倫相手を引っ張りこんでいるのなら尚のこと。
そう考えるのは頭の古い、視野の狭いヤツなのかな…。
とりあえず自分が大家さんだとしたらそこの部分はきっちりしてほすぃ。


先:まぁ、最初から観ていないので、
どうしてあの家に住むことになったのか経緯も分かりません。
でも、脚本が浅野妙子って知って驚いたよ。
結構ベテランさんなのに、若者の心を掴んでいるのか?!
ということは、『NANA』と一緒ね。
私はあんなに若者にカリスマ的に人気がある話しを描いているのが
矢沢あいだなんて未だに解せません。


齋:すんません、わたくし『NANA』未読なんで。
大体の内容とかは知っていますし、友人(前述の子も大好きだ)たちは軒並み
好きみたいですがまだ飛び込めない…。
最終刊まで出たらわたくしの庭・漫画喫茶で読もうかと思っております。
というか、矢沢あいって『マリンブルーの風に抱かれて』のイメージが強いので
『ご近所ものがたり』の絵柄はどうなったのかと勝手ながらドキドキしていたっけ。(遠い目)
そういえば浅野妙子、『神様、もう少しだけ』も書いていたし、
ああいう若者の(ある意味)問題提起はお得意なのでしょうか。


先:まぁ、あれも結構昔の話ですよ。
深田恭子さんが制服姿で逆立ちされていたころですもの。
ということで、来週の最終回をヤキモキしてお待ちの女子中高生の皆様。
アラサーあたりの我々にはなかなか食指が向きませんでしたが、
その昔の中坊時代、我々も「私の足をお舐め!」と山口智子が言っていた
超過激ジェットコースタードラマ『もう誰も愛さない』に嵌っていたんですから
人のことは責められませんな。