コラボレーションソングの不思議


お齋藤:皆様、9月からご無沙汰しております。
気がつけば暦はもう10月。いよいよ新ドラマも始まりますな。


お先生:探偵のガリレイさんについて、原作を読んでいるお齋藤さまに質問です。
今日の某新聞にガリレイさんと旭化成のタイアップCMのことが書かれていました。
「湯川はこのCMで初めて登場するため、イメージはCMスタッフ・ドラマスタッフ・
主演の福山の間で入念に打ち合わせを行って撮影に入り、視聴者からは
『いい雰囲気が出ている』『ドラマがますます楽しみ』と概ね好評」だそうですが、
実際、出来上がったキャラクターは『古畑任三郎』の車椅子の科学者役で出た福山の
イメージそのままで、ただ、車椅子に乗ってないだけじゃん!と思ったのですが、
原作ファンでもある、お齋藤さまとしてはあのCMのキャラは原作のイメージなんでしょうか?


お齋藤 :わたくしの記憶が確かならば、少なくとも福山は声からして違うイメージです。
なんだろう、福山自身が甘めの声だけど、湯川は淡々としている、というか。。。
ま、福山や制作陣的には近づけたならよいんじゃないですか?柴咲もある意味ドラ
マ的にはステレオタイプな役柄だし。
ちなみに、わたくしだったら椎名桔平を推します。…ってそれじゃあまた『ブラックアウト』に
なっちゃいますね。
それよりも。音楽を愛するお先生様に質問です。
ガリレイの主題歌コラボに関してはどうお考えですか?KOHプラスとやら。
わたくし、朝のニュースで耳にした際、一瞬ときが止まりました。


先:お齋藤様は一瞬凍りつき、その後ちゃんと自力で溶けたのですよね?
わたくしなんて、凍りついたまま粉々に瓦解しましたわよ。
ちょうど、『ワンピース』の松田優作似の青キジに氷結されるように。
今もって粉々の最中です。お湯で溶かしても遅いです。
てか、ユニット名からしてゴメンなさい。
平成なんだからもっとマシなのなかったのでしょうか?
名前考える時間なかったのかなぁ。
恥ずかしくて「コウプラスのCDありますか?」とか聞けないですよね。
音楽マニアとか関係ないですよ。
これ、近田さんは斬ってくれますかねぇ……。


齋 : もしかしたら、往年の"with tk"を踏襲…してませんな、やはり。
きっとあえての80年代風なのかも知れませんが、話に合わないだろー。
たとえば、『ケイゾク』は中谷が歌っていても、タイトルバックといい
マッチしていたと思う。
福山だって、わかっているなら、なにもドラマのイメージから乖離した曲
作らなくてもいいんじゃないっすかねぇ?
とりあえず、「月9の主題歌ありますか?」と聞くことをご推奨いたします。


先:にんともかんとも。
確かにwith tk思い出しましたよ。
ケイゾク』の主題歌は坂本教授だったから良かったんだよ。
歌うのがたとえ主役女優でも、純粋に音楽として専念していたわ。
で、歌のタイトルなんだったけ??


齋:『クロニック・ラブ』。
Wikipediaによると、坂本のアルバムの中の曲で、元々英語だった歌詞を
中谷が訳詞して歌ったものだそうな。前に岡田有希子も違うタイトルで
歌っていたそうで、そう考えると結構歴史ある曲なのですね。
よく考えると中谷も柴咲も同じ事務所。
松雪、竹内(デビュー映画で主題歌を歌っていたこと、忘れないから。)も
歌っていたことを考えると、そういう方針なのかしらね。


先:ちーがーう!!
『こう+』のやつですよ!!!
間違えると思った。
しかし、竹内結子も歌っていたのか。恐るべし。


齋 : こりゃ失礼しました。…というか、ひっかけたわね!!
酷いわ、親父にもだまされたことないのに(←嘘)
『こーぷらす』は『キスして』ですって。
わたくしには、かつてチョコラBBのCMで何故かトミーズ雅の歌っていた曲が
頭の中を駆けめぐって困ってしまいます。
それでなくても当該曲は何だか80年代歌謡曲ロックな感じがするのに…
竹内は、『イノセント・ワールド』という主演映画で歌っていた記憶。
安藤政信も出ていたよなぁ、確か。


先:お齋藤様は本当、マイナーな邦画をよくご存知で。
『イノセント・ワールド』なんてミスチルの曲以外知りませんよ。
さて、『キスして』。
このベタさだと、『キスして。』に標記を変えたいですな。
メロディも某めざましで聞きましたが、
本当、どうしてあの様な仕上がりで?もう少しシリアスでも良かったのでは?
すべてにおいて時間なかったのかなぁ。
ドラマが決まって、出演者2人が決まり、主題歌どうしようか?ってなったとき
「福山さんがいるじゃないですか」「そうか?柴咲も捨てがたいぞ」
「この際、二人でユニットにさせちゃうか?話題性もあるぞ!」てな感じで打診し
たけど本人達はドラマ準備で忙しく、福山の手持ちの曲だと柴咲のイメージや音域が
違うからとかで「じゃ、新しく作りましょうか♪」って製作者側は乗り気だったけど、
本人は時間的に余裕なく、ドラマに関係ないポップな感じで仕上がりました、と。
どうよ?


齋 : ノンノン。名誉のために言っておきますが、その邦画拝見しておりませんから!
フジかなんかでスポットCMを観て、「ああ、桜井亜美の小説が映画化かー」と思った記憶が
あったもので。しかし、今回もいくら時間的に余裕がなくても、ちったぁ考えてくれたって
いいのでは?
それともメインテーマがクラシックかなんかで(Ex.『HERO』)エンディングに流れるだけ、か?


先:ありゃ、クラシックじゃなくて、
服部さんの曲をオーケストラで演奏してるだけでしょ?
モツアルトに怒られますぜ。
お!若乃花離婚ですとよ。


齋 : 若乃花…この間、弟君を観たらまた痩せていた…。
なんだか不健康な痩せ方なのよね。なんとなく、キングの『痩せゆく男』を
思い出しました。
キングものは『シャイニング』といい、後々まで引きずるものが多いわ…。
そうそう、若乃花。子だくさんとは思っていたけど4人もいるのね。
奥さん細い体でよくがんばったなぁ。


先:ギャー!止めたくても止められない。どんどん痩せてゆく……。怖い。
あれ、映画も物凄く大変だったけど、主演俳優がよく頑張って
とてもリアルシリアスな映画に仕上がったのよね。
4人の子供はどうするのだろう。
もう、相撲界とは関係ないのだから、力士にする必要はないよね?


齋:でも確か男の子ばっかりなんだよねー。
でも遺伝的に運動神経は悪くないだろうから、ほかの格闘技でもスポーツでも
いけるんじゃないでしょうか。もし母方の血を引いていれば可愛らしい顔立ちだろうから、
モデルとかの道も選べるだろうし。
…って、福山と若乃花について生涯でこんなに考えた日はなかったなぁ。
でも、これから福山に関しては今後毎週これくらい考えていくのでしょうかね…
お先生、がんばっていきまっしょい。。。