10月スタート新ドラマ「TBS篇」

齋:どうも、皆様こんにちは。
前回の「日テレ篇」からまた時間が空いてしまいました。
その間に近年まれにみる最強台風が関東に上陸したりしましたが、
花も嵐も踏み越えて、新ドラマについて語りたいと思います。

と、その前にちょっと前回の日テレ篇に追加したいことが。
前回の新ドラマ展望の際は、まだHPでも『タイトル未定』だったので
触れずにおいた、土曜21時、反町隆史主演のドラマ、
ドリーム☆アゲイン』!!
プロ野球選手の反町が、球界に復帰をめざしていた矢先に
不慮の事故に遭い帰らぬ人に。
そんな彼に、神様が別の人間として生き直すチャンスを与える…
…あれ?既視感…。お先生、なんだかこの道はいつか来た道…。


先:あぁ〜、そうだよぉ〜、あれとこれのぉドラマ足したよぉ〜♪
いや、本当、デジャビュデジャビュ!!ですよ。
思わず目擦りましたよっ!!
そう遠くない過去に、こんなのあったぜ!!
・反町→元プロ野球選手
・不慮の事故で死んだ人間が神様によって別の人間として蘇りチャンスを与えられる。
お齋藤さま、なんのドラマか説明してお上げ。


齋 :へいっ!
我々の記憶が確かならば、
プロ野球選手な反町→フジ『ワンダフル・ライフ』、
不慮の事故で死んだ人が神様のいたずらで別人でやり直すっていうのは、
わたくしが思うにTOKIO松岡がやった『天国に一番近い男』ではないかと…
あれ?あの松岡、死んでなかったっけ?…それは失礼。
じゃあ、吉田栄作絶頂期の『君のためにできること』か?


先:なんて使い古されたネタなのでしょう。
それなら「あれ」と「これ」を組み合わせちゃえ♪ってか。
まぁ、俗に言う「蘇りもの」は、浅田次郎原作の映画『椿山課長の7日間』などなど色々とありますけど、
反町が元プロ野球選手で蘇っちゃうってのは、解せねぇ話で。
なぜ、プロ野球??
反町さんって2度もやらせるほど、プロ野球選手っぽいのでせうか?


齋:『椿山係長』!制作費をきちんと回収できたのでしょうか。
そういえば、たぶん反町の初の月9出演作『翼をください!』(内田有紀がアイドルの話)もスポーツ選手の卵役かなんかだった記憶。
ちなみに、今回のドラマは読売ジャイアンツが全面協力の模様。
ってことは本物の選手達と肩を並べねばならないのよね…大丈夫か?
まあ、わたくしの中の反町のハマリ役は未だに『チープ・ラブ』の風俗
スカウトマンです。『GTO』は観ておりませんでしたので。


先:そうかぁ。では初めに「巨人」ありきの企画ものなんですな。
浅田次郎の原作は当たり外れが大きいのですよ。
個人的には『天切り松』の映画化を希望。
フジドラマ化の時と同様、勘三郎主演でお願いします。
映画化、と言えば、『相棒』も映画になってしまうのだそうです。
観にいくのかなぁ。面倒だなぁ。
でも、伊丹んを大画面で見るもの一興であるが……。
いや、そんなことよりも、『GTO』は凄かったですよ。
今のヤンキー先生そのままです。『ヤンキー母校に帰る』なんて必要なくて、その題名で『GTO』流しても誰も気付かないくらい。
……もう駄目だ、反町の話題だけで、今日の分終わってしまうくらい
我々にはネタの尽きない人だから。もう言ってしまうと、このドラマ、私は観ませんが。


齋:反町は気になるけれど、わたくしも観ませんわ、きっと。
ではここら辺で本題のTBS新ドラマを語りましょうか。
明石家さんま長澤まさみが送る、日21『ハタチの恋人』。
少し疲れたサラリーマンが、ハタチの娘さんと恋に落ち、「生きる」意味を見つめ直す…。…あれ?こいつもどっかで聞いたような気が…。


先:なに?なに??『二十歳の約束』じゃなく、『肩ごしの恋人』じゃなくて……。
う〜〜〜ん。お先生としたことが、頭が真っ白です。


齋:ヒューヒューだよっ!懐かしい…。佐野元春だね、主題歌。
…ってそれが『約束』。
わたくしはなんとなく西田敏行が出ていたのに似たのがあるな、
と思っていたら。TBS『いつも心に太陽を』を思い出しました。
いい年して独身の西田が、初恋の人そっくりな、余命幾ばくもない観月ありさと純愛を貫く、みたいな。まあ、それもろくに観ていなかったんですがね。
そんなことより、「ハタチ」なんて表記がそもそも恥ずかしい気が…。
今でもそんな書き方するのなんて献血くらいじゃあないのか?


先:西田と観月……、あったねぇ。しかし、記憶の彼方です。
なんだろ、最近、ちょっと恥ずかしめの回帰路線ってあるのかね。
そもそも、『肩ごしの恋人』をドラマ化することも古いし恥ずかしい。
昨夜の最終回観て「これ何年前の終わり方??」ってこっちが恥ずかしくなったもん。
で、この『ハタチの恋人』は『明石家さんちゃんねる』で
視聴率がイマイチなTBSがお詫びの為に「さんまさんが今一番好きな長沢まさみさんと、しかも恋人役で共演して頂く手配を調えました!!」って手土産でしょ?
ちょっと観るのが怖いです。どこまでやらせるつもりだろう……。


齋:うーん、見事なまでの日本社会の接待方式。
しかし、さんまの出たドラマで記憶に残っているのって、
『古畑』ゲストの回くらいです。よくネタにされる元夫人との『男女7人…』とか、月9の『空から降る1億の星』とか観ていなかったからなぁ。
話の内容と訴求対象(この場合は中年男性と仮定)から察する内容として、とりあえず、
・初恋時代の長澤さんにセーラー服を着せる
(しかもサッカー部マネージャー)
・ふたりのいい仲に嫉妬した横恋慕キャラの策略で離ればなれに…   
とかが考えられますな。
…って、『ときめきメモリアル』かよっ!(さまぁ〜ず 三村風)


先:↑これ、当然監督役は、実父の長沢監督なんでしょ?
そしたら怒られてすぐ打ち切りだな。
「よくネタにされる元夫人との『男女7人…』とか、月9の『空から降る1億の星』」
ごめん、私、両方とも観ておりました。
あれ、月9はアメリカにいた時だったかな?
あ、ウソウソ。やはり観てました。木村さんと共演で、あの井川遥がすぐ殺されちゃったやつだ。
そうかぁ、そう考えると、さんまのドラマってのは共演者とのことが話題になるんだね。
どうなんでしょ?『ときメモ』だったら長沢さんに萌える人が観てくれそうだけど。私は萌えませんので、多分観ないだろうが。


齋:「監督役は当然実父の長澤監督」←いいねぇ。是非やってもらおう。
または、『セーラー服と機関銃』つながりで特別出演・堤真一とか。

では、お次。『肩ごしの恋人』の後、木曜22時、仲間由紀恵泉ピン子の夢の競演、『ジョシデカ!』についてです。
…というかピン子と仲間さん…色彩が違いますよねぇ。


先:ホント、共演を聞いたとき、我が耳を疑ったよ。
同一画面に出て大丈夫だろうか……。
仲間さんと言えば、婦警姿は私のお気に入りドラマ『FACE』ですかね。しかし、あの時はダークな演出だったけど、
今回はコメディタッチでしょ?昨夜、ちょっと予告見てしまったけど、
かなり肉の厚さが違ったので、言葉通りの『デコボコ』コンビにはなりそうだ。他に誰が出るかで作品の質も変わりそうだけど、
これもやはり、『渡鬼』がない間の「ピン子さん枠」って感じがしないでもない。ピン子側にだけでなく、仲間側にもちゃんと添うことが出来れば良いのだが。力関係がカギになるな。


齋:「ピン子さん枠」!なるほど!!すなわち「ピッタンコ枠」ね。
確かに、"仲間=婦警"でわたくしも『FACE』が即座に浮かびましたが、
なんとなく仲間さんが熱血新米刑事役(これって月9の柴咲と真っ向
勝負じゃございませんこと?)、ピン子がベテラン刑事役、と聞いて、
部署の違いはあれど、『科捜研の女』の沢口・ねんじペアーみたいなもんかと早合点中。同性ってことで仲間がピン子宅に下宿、とか2時間ドラマフルな設定になりそうな予想もしております。
まあ、逆にそういうのが好きなのでむしろ観てしまうな、きっと。


先:ならば2時間ドラマ枠でいいじゃないの?
連続ドラマだよ?11時間以上だよ?
渡鬼』意外の連続ドラマでピン子さんを観たことが殆どないので
どうも11時間我慢できるか、私には自信ありませんが。
あとは『歌姫』かぁ。憂鬱……。
これこそ昭和ですよね。
どうして今、ドラマ化?昭和30年代の話だそうですが、
これは『華麗なる一族』枠で相武さんですか。
相武さんは昭和中期くらいが似合うのでしょうか?
そして歌歌うの?よく意図がわかんない。


齋:確かに、ピン子連ドラといえば『渡鬼』か朝の連続テレビ小説くらいだね。それより、また『ぴったんこカンカン』にピッタンコさんがでるのか。
もうさ、泉さん、女優一本で大丈夫ですから。
これ以上「私コメディもいけるの」と勘違いして周囲に気を遣わせないでくれ。
いち視聴者ですらなぜか気を遣ってしまうよ… 
さて、相武さん。顔だちなど、昭和テイスト満点、ってことなんでしょうかね?しかし、毎回ドラマに出ていて本当に売れっ子さんだなあ。
それより、よく言われる「長瀬・『歌姫』」話、いい加減にしてほしい。
というか、『肩ごし』の「米倉・高岡・エビ嫌い」もそうだったけど、
無駄なゴシップ性を入れないで欲しいです。
しかも本筋と関係ないとこで入れるから余計タチが悪い。
TBSさん、ちょっと落ち着きましょうよ。
まあ、人情コメディってことですが、ちょっとあの時間には合わないかも。おそらく観ません。
今回、なんだか、日テレに比べテンションが上がりきれなかった気が。
それって、今のTBSドラマのはじけなさっぷりが影響しているのでしょうか…。がんばれ、冬クール(もうそっちに期待かよ…)


先:違うよ。泉ピン子はコメディアンが先なんだよ!
彼女は元は漫談家なんだから血が騒ぐんですよ!
『おんなは一生懸命』観てなかったの?
あれは壽賀子作品の中でも相当上位ですよ。
私の中では一番です。2番はないけど。
まぁ、そんなんで、ピン子に関して熱くなっても仕方ないけどさ。
やはりTBS盛り上がらなかったねぇ(この長さで?)。
次はフジテレビ篇ですかな?


齋:あぁ!『おんなは一生懸命』!!
確かにわたくしも壽賀子作品で上位の出来です。
おしん』はちょっと苦手だったし。それなのに
失念して申し訳ない…って誰に謝っているんだ、わたくし。

と、いうわけで結局ピン子に言及してしまうTBSマジック。
次回、フジテレビ篇はそう時間を置かずにアップしようと思いまする。