母がフェリシモ500色の色鉛筆で塗った塗り絵を公開✨【大人の塗り絵シリーズ ウィリアム・モリス篇】

皆様、こんばんは。

最近また自粛生活で土日出掛けないので、何の目の保養も出来ず、宝塚はチケット取れなくて行けず、すっかり心が死にかけていましたが、ミーリーのペルシャ絨毯展があったので観に行ってきました。会場が呉服屋さんだったので、1年ぶりに着物を着て行きました。いやぁ、前の週に襦袢の衿を付け替えるところから準備が始り、なんだか体力を使いましたが心は生き返りました😌

それにしても相変わらず素晴しい絨毯ばかりでした✨28日までやっておりますので是非🎵

http://silklab.com/news.html

 

さて、本日はフェリシモ500色の色えんぴつを使って母が塗った塗り絵を紹介したいと思います🎶

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ある日、うちの母がメールで「これ欲しいんんだけど……」と、URLを送ってきました。

見てみると、ヤフオクにあったフェリシモの「500色の色えんぴつ」でした。なんと1万円を超える結構なお値段😱

母に訊いてみると、なんかテレビで特集していたらしく、欲しくなって検索したけど、今は売っていない。ヤフオクで何本か使用済みの物を見つけたけど、ネットで買い物をしたことがないので、お金は払うから買って欲しい、とのことでした。

ふ~~ん、それなら、と言うことで、早速買って母に送ったのです。

 

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(こちらが圧巻の500色の色えんぴつ😱ちなみ、母が大分塗ったあとの写真。買ったときは、ほぼ未使用品って感じでした。)

 

さて、それから数日経って、携帯に「塗り絵」と言うタイトルで画像が送られてきました。

見ると、、、は????これ、ほんとに「塗り絵」????しかも、お母さんが塗ったの????え???ほんと???

って感じの凄い画像でした😵

どうやら色鉛筆を買って、何を塗ろう??と塗り絵の本を色々探してみて、これだ❗❗と思ったのがウィリアム・モリスの絵の塗り絵だったそうで。色鉛筆が届いてからは、毎日、取り憑かれた様にせっせと塗っていた様です。

でも、これ、色鉛筆が届いてからたった1,2日の出来事で。。。。

それから毎日、「ぬりえ1」「ぬりえ2」みたいな感じで、想像を超える内容の画像が次から次へと送られてきて。

その出来の凄さとスピード感に我が親ながら驚きと感動と感心と、、、

 

母の塗り絵を見てから、私もネットで所謂「塗り絵」(一時期流行った「大人の塗り絵」とか)を検索してみましたが、うーーーん、全然違う。。。。

うん、確かにうちの母娘の趣味嗜好はこう言うのじゃないな、って感じのばかりで(私がレジンアクセサリーを制作している時に検索した時もそうでした😅)、まぁ、所謂ネットに載ってる作品と全然違うので、せっかくだからブログに載せて楽しんでいただけたら🎵

 

と言うことで、今回は母の塗り絵、第一弾【ウィリアム・モリス篇】をお届けします。

使用した塗り絵本はこちら

ウィリアム・モリスの美しい塗り絵: ロンドン、ヴィクトリア・アンド・アルバートミュージアムのコレクションより (大人の塗り絵シリーズ)

www.amazon.co.jp

ちなみに、第二弾はペルシャイスラム文様の塗り絵で、本はこちら。

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では行ってみよう~🎶

まず、最初に送られてきたのが冒頭にも上げたこちら❗❗

 

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いやぁ、、、いつ見てもこれは凄い😫これ、塗り絵ですよ、塗り絵❗

 

一応、この塗り絵本はたまに隣にモリスの実際の絵がカラーで載っているので、それを参考に同じように塗っても良いし、全然違う風に塗っても良いし、って感じの、とても素晴らしいぬり絵本なのです。

そんなモリスの見本がこれ。右です。

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いやぁ、ほんと凄い。鮮やかで美しい。自母画自母讃ですが、なんだか見て得した気分。

と言うことで、どんどん母の作品を紹介していきましょう🎶🎶🎶

 

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これ、実際のモリスの絵とは全然違うのですが、私、この色の組み合わせがとても好きです😩時代が明治なら金唐革で壁紙を作って家(もし迎賓館みたいだったら💧)の壁紙にしたいと思いました❗

次はこちら。

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淡い色合いで、しかも、ぼかして塗っているのが美しい。。。

ちなみに、これ、実家に帰った際に私も塗ってみました。

それがこちら❗

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ちなみに、モリスの実際の絵がこちら。 

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いや、3つ全然違いますね❗❗❗😆

うちの母娘は曲線に惹かれるタイプなんでしょうね。

私はもうこの赤を塗っている途中で腕が痛すぎて、「私、疲れたので寝るから、お母さん、ここ赤で塗っておいて😵💦💦」と言う感じでした。これ1枚で赤えんぴつが半分くらい減ってしまった。。。あれだけ濃く塗るのには、もの凄く力を入れて塗らないとダメなのです。いや、母、凄いわ💦

更にもう一枚、同じ絵が2枚あったので、母が塗った絵を私も塗ってみました。

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右が母、左が私。う~ん、これも色彩が全然違う😅

私、他にも何枚か塗りましたけど、私は「とにかく色を濃く塗りたい❗」って感じがあり、私も子供の頃、塗り絵は好きだったし、絵も得意だったので「ぼかす」と言う概念も分かるのですが、自分でぼかしてみた塗り絵はいまいちでした😵なんでかな。

母は着物を染めたりしていたこともあったからなのか、こう言うセンスは母の方があるみたいです。凄い🙌

次はこちら。

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これ、とても好きな作品です😌

これも、それぞれの草花の色の選び方がセンスあるなぁ、、と思います。隣(右)のモリスの絵と比べても、同じ様で違う。花びらはモリスとほぼ同じ色を使っているのに、茎と葉の色がどれも異なっていてオリジナルで良い。背景も薄い黄色で塗ってあって本当に綺麗。

そして、思い描いた「その色」があることが、やはり500色の色えんぴつって凄いな❗❗❗って思うのです。これぞ、フェリシモ500色の色えんぴつの真骨頂✨✨✨✨って感じがします。

さて、お次は左のモリスの絵の白部分を反転させて塗ったもの。

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アイディアが面白い❗ ぼかしも多用されていますね。楽しそうだけど、気が遠くなりそう😅

とにかく、モリス自体の絵には余白みたいのが全然ないのですが(基本はパターンだし、壁紙とかにするから当たり前ですが💧)、次回のアラベスク模様はもっとそうですが、母の作品はなんか余白の美みたいのが感じられるんですよねぇ。

これとか、植物をよく見てる、って感じがします。(左はモリスの絵。)

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花や実の色は見本とほぼ同じ。実の皮も見本に近いのに、葉は色を見本に近づけた物もあれば、枯れた様な深い色で、しかもぼかしてもあって。

バックの薄い色も合う。

あ、よく見ると下の1ヶ所を見本と同じ濃い水色(本当に同じ色だ)で塗ったけど、違った❗😵ってなって消してますね😅(この色えんぴつ、頑張って消すと消ゴムで結構消えます🎵これはちゃんと消えてないけど😅)

単純に疲れたからバックを塗るのが面倒って時もあると思いますが、この薄い色をさらっと塗る方が、やはり植物の色が映えて美しい✨

これも、え?どっちがモリスの見本??って感じで。色がほぼ同じなのが凄い。

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左がモリスの絵です😌

他にもこんなのとか

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いや、見本のとこまでしか塗ってないし😅このあと塗ったのかな?

にしても、本当に見本と同じ色を選んでるわ😱500色の中から探すのも本当に大変なんですよー😵

これもぼかしが多用されて、淡い色合いが美しい庭園の様。

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母に「お母さんの塗り絵のぼかしの概念ってどこから来たの?」って訊いてみたところ、「変化があって綺麗だから。実際の花びら1枚だってぼかしになってる」との返事。

確かにそうですね。植物ってすべてのパーツが1色ではない。

私は意匠が好きですけど、植物って意匠の一部にもありますが、やはり人工物とは違う自然の概念みたいなものがありますね。

あと思ったのは、ここ十数年は着物に特にはまっていますが、それは織りの着物で、母の若い頃は染め物が全盛期って感じたっだので、ぼかしの染めの着物もよく見ていたのではないかな?と思いました。実際、うちにある母が自分で染めて和歌を書いた着物も染め部分はぼかしだったし。

私は着物に描く植物って刺繍が一番好きですが、染めのぼかしで描いても綺麗だろうなぁ、難しいけど。

私、花は好きですが、なんとなく花びら1枚の濃淡や紫からぼかして白になる境目とか、余りよく見ていなかったことに気がついたので、これからもっとじっくり観察してみようっと🎵

さて、順不同でしたが、どうやらこれが母が最初に塗ったモリスの塗り絵だそう。

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地味だけど良い作品だわ。私ならもっとギシギシ塗っちゃうわ😅

ちなみに、モリスの塗り絵本はいくつかありますが、他のは絵の枠線が太すぎて嫌なんだそう💧確かにこう言う塗り方をするなら黒い線は邪魔ですよね。だって、そもそも花とかって全部黒い枠線がないから😓ステンドグラス絵なら良いんだけども。

 

さて、【ウィリアム・モリス篇】はここまで。

どれも「1週間かけて塗りました❗」ではなく、半日かそこらで画像が送られて来ることにびっくりした。

集中力と実は体力(筋力)をとても使うので、それも凄いと思いました。さすが習字を片膝立ちで1日書いてる人だけあるなぁ😵

と言うことで、以上、楽しんでいただけたら幸いです🎵

モリスの塗り絵を全部塗りつくした母ですが、そのあと探せど探せど、全然気に入った塗り絵本が見付からなかったのですが、ある夜、ペルシャ絨毯やモスクの柄のことをずっと考えていた私が、は?!もしかしてアラベスク文様、イスラム文様の塗り絵とかあるのでは?と思って探し当てた本が大当たりだったので、次回はそれを塗った母の作品を紹介します☺

 

osenseitoosaitousama.hatenadiary.org

 

それでは~🎶