宝塚 星組『シラノ・ド・ベルジュラック』楽天TV配信の視聴感想❇

こんばんは☺
さて、本日はシラノ配信の感想です🎵

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いやぁ、まず、楽天TVの配信って初めて観たのですが、テレビで観ていてオープニングの音楽は問題なかったのですが、話が始まると何故か途切れ途切れになってしまい、15秒くらい経っては2秒止まりみたいな感じで、台詞は飛ばずにちゃんと続きは聞こえるのですが、要は最終的には数十分くらい遅れることになってしまうので、中継の途中で終わったら嫌だなと思い、最終的に携帯で観ました😵

しかも休憩中に一度停止したら、2部始まって再生したはずが、何故か1部の途中から再生されて数分気がつかなかったので、最初の方を見逃してしまいました😓

トラブルはありましたが、最終的には作品の素晴らしさのため、集中して観、楽しむことが出来ました😌
結果として、携帯だとしても観て良かったです。あとはスカステで、テレビの大きさでそれなりの画質の映像で放送されるのを楽しみにしたいと思います🎵

それにしても、轟さん、凄かった。。。前半の愉快さと豪傑さと切なさの具合が絶妙で、シラノと言う人がとても格好良く魅力的で、あの彫刻の様なお顔に高すぎる鼻が余り違和感なくて、なんだかとても美形に見えて好きになってしまいました。
外見は関係ない、外見は関係ない、って何度も言ってたけど、なんちゅーか「説得力はない!」って言う💦💦
私は外のシラノを観たことがないですが、日本だと昔は歌舞伎役者か市村・鹿賀コンビとかがやる役なので、まぁ、はっきり言って市村さんも鹿賀さんも元はカッコいいのでなんとも言えませんが(鼻つけてるのは観たことある)、本当の醜男がやると全然違う印象になるのでしょうね💧
ちなみに、鹿賀さんの初演のお相手はコムちゃんがロクサーヌを演じたそう。ロクサーヌと言ったら誰も知る姫キャラって感じで、コムちゃんがどう演じたのか興味あるところですが、当時の私は「へぇ、シラノか、、、まぁ良いか」って感じで余り興味がなかったのが本音😅

今回、轟さんがシラノをやるってことで、『リンカーン』やって『双頭の鷲』やって『ドクトルジバゴ』やって『チェ・ゲバラ』やって、今度は『シラノ』かーー、とうとうここまで来たか❗って感じでしたが、昔やった『Kean(キーン)』や『オネーギン』をちょっと思い出しました。
それにしても星組に特出すること本当に多いですよね❗なんででしょう。

まりこさんがやった星組の『剣と恋と虹と』はちゃんと観たことはなく、スカステの「こだわりアラカルト」などの映像で最後のところはよく流れていたので、結末はこうなるのか、、、とは知っておりました😵
とにかく、最後のロクサーヌとの噛み合わない感じの会話が印象的。早く後ろを振り向いて、ロクサーヌ❗😓って毎度思っておりました。
白城あやか様演ずるロクサーヌの常軌を逸した美しさが異様で、場合によっては、ロクサーヌにイライラしたり、全体にヤキモキする内容だなと思っておりましたが、、、、、

いやぁ、、、結果、凄かったね❗❗❗❗❗
これは本当に観て良かったです。

実は、配信なんて観たことないし、ビューイングならまだしもどうしようかな、と思っていたのは事実なのですが、『エルアルコン』で上がったテンションのまま、「これは絶対、他の星っ子の活躍も観なければいけないぞ❗❗」となり、視聴を決めたのでした。

なんせ、「俺のほのか」がまたもトド様(轟さんのこと💦)の相手役だし、『ドクトルジバゴ』よりがっつり相手なので、不足はないし、きっと『アルジェの男』の様に切なくて素晴らしい歌声を聞かせてくれるに違いないし、キラキラなせおっちクリスチャンも気になるし、大好きなみっきーやかなえちゃん他、全員の様子も気になる😆😆😆ので、やっぱり観ない理由はない、とな。そして、実際、始まってからの評判もとても良かったので、期待しかありませんでした。

が❗❗❗❗❗結果はそれ以上でした。何故って轟さんがとっても凄かったから。

私、数ある中の轟さんの作品で、今回のシラノが一番好きです😌
特出しているのを生で、また過去の作品をスカステで色々観ましたけど、(あ、そうだ、『リンカーン』と『チェ・ゲバラ』は録画してまだ観ていない。ダメじゃん、私💦💦💦)演技が勿論素晴らしいだけでなく、相手役とか周りとの相性とか、私の好き嫌いとか、そう言うのを考えて、ほのかロクサーヌとの相性がとても良くて、「もし轟さんがトップになることがあったら、相手役は是非ほのかで😫😫」とアホみたいなことを上演中に思っておりました💧
いや、考えてみれば轟さんがトップだった時の相手役ぐんちゃんも凄くて、宝塚の娘役でもかなり目立っていたと思うのですが(私は『凍てついた明日』が別格に好き。相手はタータン(大好き💓)だけども。)『凱旋門』のジョアンもだけど、ぐんちゃんってとてもドラマディックな女優さんで、所謂「THE女優」過ぎて、宝塚の枠を出そうな時もあったと思うのですが、でも、相手が轟さんやタータンの濃い感じだと全然違和感なくて、観ているこちらがその演技に酔ってしまう様な凄さがあって、ぴったりだと思っていたのですよね。だからこそ『凱旋門』の様な作品が宝塚でも出来たんだと思っております。

私は今回、ほのかちゃんとそう言う種類の愛称の良さを感じました。

なんせ、私は星組が特に好きなので、昔から好きでよく観てきて、ほのかちゃんて人にイメージが出来上がってるのですが、そんなほのかが「演じてる😱」って感じだったのですが、それが凄くよくマッチしていて、思えば『アルジェの男』で演じたアナベルの凄さをもっと長く観たい❗😫と思っていたのが叶った感じで、それを轟さんの相手役として全て出し切ってる感じがしました。

そう考えてみると、今更ですが轟さんの相手役ってほんと大変なんだな、と。別箱主演のトド様と共演すると組子の演技が上手くなるって宝塚あるあるですが、何がそんなに凄いのだろう、、、すべて凄いのですが、なんかきっと共演してみて初めて感じる凄さみたいのがあるのですよね、きっと。
頑張れば急に演技が上手くなるとかそんな簡単なものではないのですが、なんか轟さんの凄さに皆が引っ張られているのは凄く感じました。私も轟さんのシラノに引き込まれましたもの。

『ジバゴ』も良かったけど、私が話の内容がそこまで好きになれなかったのもあって、十分に堪能できなかったのですが💧今回は悲しい結末も含めて、と言うか、フィナーレのデュエダン(最高でした……)まで含めてとても素晴らしくて、私の心に残りました。

いや、前回も言いましたが、宝塚って本当に凄いな。。。
最近、特に魅了される作品が多いです❗
どんなに生徒が凄くても、やはり作品や演出が良くないと意味がないので、大野先生ありがとうございました🙇🙇🙇🙇

星組好きのポイントとしては、みっきーの髭(エロ)オヤジにも色々パターンが増えてきて、いよいよ極め感が凄いことになってるな😂とか、かなえちゃん(アトスじゃんもう💕)他ガスコンと言えば、AFOのあのデニムの衣装を着てるのを観られたことに感激したり、最初のド・ギシュ伯の子飼いの子爵がものすんごいイケメン✨で、「え、誰?!?!」と思って、舞台で見つけた人から除外していったらやっぱり天希だった「星組あるある💦」とか、なんだかんだでせおっちの芝居良いよねとか、しんちゃん色々上手くなったなぁ、、、とか轟さんの「お相手」をするみきちぐの安定感とか、前半の面白さの間合いの上手さとか、まぁ色々あるんですけど、やっぱり今回は轟さんの凄さとそのお相手を務め上げたほのかちゃんの素晴らしが一番心に残りました。

轟さん、この後どうなっていくのかなぁ、、、と思ったけど、すぐディナーショーあるね❗って言う💦
同期のあの方々もまたご出演で一層賑やかになりそうですね❗❗

と言うことで、素晴らしい舞台を観せていただいてありがとうございました🙇
東京でも生で観たかったよーー😣