宝塚 月組『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲 』の感想🌛✨

最初に、まだご覧になっていらっしゃらない方は今からでも是非劇場へ❗❗
12月は29日まで、そして1月1日から3日まで上演しております❗❗
現在、チケットはS席が余っている日もある様なので、こちらから是非チケットがある日程をご確認ください❗❗

https://www.takarazuka-ticket.com/rt/s/twjkn.do?ki=282&_ga=2.172042209.316910827.1608025374-34250975.1601046588

仕事を休んでも行く価値ありますよ😫嫌な気分を吹き飛ばしてくれます❗

勿論、感染対策は十分行った上で🎵


と言う訳で、現在、東京で上演している月組公演を先日観に行って参りました🙌
前日は贔屓の星組、『シラノ・ド・ベルジュラック』の配信がありました(これも後ほど感想を書きたいと思います😌)ので、連日だったのですが、観に行って参りましたよー。

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以下、或るヅカオタのチケットを買うまでの感情💨


あ、今日、一般発売だった。まだチケットあるのか。いやぁ、割と余ってるな。花組にお金使いすぎて金欠なのでボーナス出てから考えよう、、、。
(ボーナスが出て)
うーん、まだチケット残ってるなぁ、そうか、、、今回は日本物のレビューだっけ、玉様(歌舞伎座が新しくなってからもう歌舞伎は観に行かないけど結構好きです。)が宝塚初監修か、、、そうかぁ、日本物レビュー、OSKのは好きだけど、宝塚のは超好き!って訳でもないけど、いつものより面白いかなぁ。。。
でも、スカステで観た映像ではOSKでは何度かやっている鏡のシーン(ちなみにOSKは三面鏡バージョン❗❗凄いですよ❗❗)はれいこの鏡の姿がおだちんか、なんかかなり容姿が違うな(二人とも好きだけど)💧💧
レビューの振り付けはきっとOSKもやってる友五郎さん(植爺のご子息でもある)とかなのかなぁ、でも、前の職場の子は「初めて日本物レビュー観たけど良かったです😆」って言ってたな。まぁ、チョンパはテンション上がるので観たいかな。芝居の『ピガール狂騒曲』の方はシェイクスピアの『十二夜』の宝塚版か。。。さくらちゃんが男装でもするのかな?と思ってたけど、え??まさかのたまきち女役?!びっくり👀しかも相手役がれいこ?!?!?!
ムーラン・ルージュの話か。となるとカンカンとかあるのか🎶ちょっと観たいな。前の職場の別の子が観に行って、レビューも芝居も良い😆って言ってるとなるとやっぱり行きたいなー😩

と言うことで観に行ってきましたよ。
結果から行うと、上記の私の様になんとなく興味はあるけど渋っている方❗
絶対観に行った方が良いです❗❗お金を払うべきです❗❗生のお芝居を観ないと損です❗❗勿体ないです❗❗宝塚を、月組を少しでも好きなら、是非観に行ってください❗❗と言う、素晴らしい内容でした。

以下はネタバレになっちゃうのですが、
日本物レビュー、なんだか、「Welcome❗Welcome❗タカラヅカ~🎶」って4回くらい歌ってるうちに、あっと言う間に終わってしまいました😌
最後の方、あ、また主題歌キターー❗って思って、「ん?そうか、これ中詰めになるのかな?じゃあ良いか」と思っていたら、本当に終わってしまい、あと10分くらいやっていただいても飽きなかったと思います。でも、その「もっと観たい」って思わせるくらいが若干飽きやすい日本物レビューでは良いのかしらん??(考えてみたら、初舞台生の口上がムラではあって東京ではないから、その分の時間が早く終わったのかな。)
そして、その「Welcome❗Welcome❗タカラヅカ~~🎶」の合間を埋める場面、東京公演から足されたれいこの奉納舞、松本先生の朱い鳥居のシーン、鏡のシーン(まるで鏡を見てバレエを踊る娘の場面の様でしたよ。どこかで観たことがある気がしましたー。良い意味で。)、たまきちを筆頭に月組子による日本物版『月光』のボレロ(最近の星組ボレロを散々観ていたので、フォーメーションからして、すぐ「え、ボレロ??」と思いましたが、本当にボレロでした。良かったけど、最後のギンギラテープが苦手です。せっかく満月になった月が消え、たまきちが「満月」なのね😆と思い、組子たちが光輝いて美しかったのに、あのギンギラバックで何がなんだか分からなくなってしまった感じ💦組子とW扇子の煌めきで十分美しかったけど~。)がどれも際立ってい良かったです❗

特に、松本先生の宝塚生活64年間の最後の舞台となる今公演での鳥居のシーン。これ、87年『宝塚をどり賛歌』の再現なんですか???観ていないので分かりませんが、「松本悠里 鳥居」検索したら出て来ました。説明を読むとどうやら同じ場面の様ですが、30年以上前のこれを再演したとなると凄いですね❗❗両方を生でご覧になった方は感動なんて物ではないでしょうね。
薄暗い舞台の向こうの幕に描かれた朱の千本鳥居から続く舞台上のいくつもの大きい鳥居が盆と共に一周するのがなんともスペクタクルでドキドキしていたとこに現れる朱振り袖の松本先生。少女です。『班女』の様ななんとも言えない狂女感を覚えさせます。
雪が降りしきる中、傘を持って踊り、向こうから男がやってくると、なんとも言えない恥じらいのある少女らしい喜びぶりで駆け寄るが……。
その舞姿を観て、ぐっと胸に迫るものがありました。涙が出そうでした。見えなくなっちゃうと困るので涙が溢れるのを堪えましたが、その後もこの場面で何度もこみ上げる物がありました。凄いな。。。これは出来るならもう一度観たい。やっぱり松本先生って凄い。一つの舞で人の感情をこんなに揺さぶるなんて。。。会場の静かな音が逆に聞こえそうなくらい、松本先生の舞に観客が圧倒されているのが分かりました。

私は日本物の舞台って90周年の花組『飛翔無限』、星組『さくら』以来、ずっと観ていないのかな。最近のはスカステで一応観ますけど、OSKは必ず日本物ショーとの組み合わせでここ数年必ず観ているので、こんなに何年も観ていないって感覚はなかったですが、今回は本当にお金を払って生で観るべき内容だな、と思いました😩

まぁ、他の場面も、私が言葉でいちいち感動を説明した物を読むよりも、是非体感していただきたいです。でないと勿体ない😫

さて、芝居の『ピガール狂騒曲』ですが、全然『十二夜』じゃありませんでした😅
双子でもなく、腹違いのきょうだいだったし、ストーリーも全然違う(みんなの恋いの矢印が一方通行ってのは同じだけど)ので、何が『十二夜』だったんだろう。。。まぁ、面白かったので全然問題ないですけどね🎵
と言う訳では、たまきちとれいこの関係は若干、無理矢理感ありましたけど、退団を前にレアなたまきちを観ることが出来、しかもその分、男役(兄役)で出て来たときのたまきちがすんごく格好良かった❗❗❗

いやぁ、、、、芝居になってちゃんと気がつきましたけど、かなり痩せましたよね、たまきち。頬の肉は、顎の肉はどこへ??何せ出ずっぱりなので痩せすぎは体調のために悪いけど、今の感じはとてもとても格好良いし、フィナーレではとても体が軽そうに見えました。動きも良かった気がするんですが、どうでしょう。『武蔵』(私は観ていない。。。)の時はどこかを怪我してるのかな??って呟いてる人も結構いたくらい動きが重くて辛そうだったらしけど、やっぱり退団を前にすると色々と企画物の販売や撮影があったりで忙しくて痩せちゃいますけど、このコロナの中、逆にお顔がふくよかになりつつある人もいるのに、こんなに痩せて、退団公演の時は大丈夫だろうか。なにせ、カフェブレで観たれいこさんも、かなりかなり痩せてしまい、自慢のえくぼも消えつつあったのでちょっと心配してたんですけど、まさか、たまきちまでこんなに痩せてしまうとは、本当にハードな公演なのですね、今回😞
でも、本音を言うと、あのたまきち、『ジプシー男爵』の新公でゆーちゃんさんの役「ブタ飼いのジュパン」をやってるイケメンは誰?!?!?!って驚いた時のたまきちみたいに大変美形でした。女性役のジャンヌも男装のジャックも男役の兄も凄く美しかったです✨

それにしても、月組子の演技、ほんと凄い😆台詞回しが上手すぎる。今は宙だけ長いこと観に行ってませんけど、宝塚って本当にそれぞれの組に良さがあって、ダンスも芝居も歌も上手い、と思うのですが、やぱり星のパッションと花のダンスと月の芝居は特筆すべき物なんだな、と思いましたよ😩(雪は正直なんだか分からないです😅トップ二人が凄すぎるから???)宝塚って凄い。(どうやら宙『アナスタシア』の歌も凄いみたいですね。)

で、ピガールの話ですが、最初、ぐでんぐでんに酔った華蘭ちゃん観た瞬間に「お、あれってロートレックか?」ってすぐ思いましたよ(配役チェックしてなかった)🎶
華蘭ちゃんと男役のたまきちが二人して歩くシーンが多いですが、あんなに身長差がある二人が燕尾になるとどちらも超格好いい男役なんだもんなぁ。。。宝塚マジックって言うか、生徒の努力ってほんと凄い😱
華蘭ちゃん、きりやんトップのころから特に注目していましたが、今こんな感じになるとは嬉しい誤算です。娘役がもっと目立っても良かったですけどね。都ちゃんとさち花ちゃんはよく分かりました😵

それにしても、さすが劇中レビューの演出、素晴らしかったです🙌
壁一面をガラスにして客席を映して役者たちは客席に背を向けた状態で演じているのが、舞台側から観ている様でワクワクしました❗

あとは、たまきちが二役で演じるジャンヌとヴィクトール。普通はこう言う設定の場合、当たり前ですが、二人が舞台上で面と向かって出逢うことはありませんよね。不可能です勿論。ところが今回ウルトラCのとんでも演出で、まさかのジャンヌとヴィクトールが❗❗❗❗

おっと、この後は是非、舞台をご覧になってご確認下さい🎵とにかく二度見のびっくり演出でしたよ😉

あとはさくらちゃんのスタイルが凄いことになっていてドレスが似合いすぎて、勿論それだけじゃなく演技的にも魅力的だったこと💓
ちなつの「か~るく、か~るく煙に巻く、カールスモーキー石井です🎵」(古いか?)みたいなイケメンのふざけた感じがもうなんとも言えないイイ男って言うか、ダメな男って言うか、あんなジェンヌ(役)、今まで観たことない😂もっと観ていたい感じがしましたよ。2時間くらい🎵最高でした。あんなちなつの主演を観てみたい❗

お髭なれいこさんからはもう今までの「美人」感はなく、「美形な男性」って感じで、ちょっと寂しいけど、同期二人がトップだもんね、れいこもどんどん大人になっていくのね、となんとも言えない気持ちになりました。それにしても、さすがしゃべ化粧してると「えりたん」味がありますよね❗あと痩せて元OSKトップの高世麻央様にも似てきた感じがしたのと、ピガールのお髭姿にはレッド・バトラーの陰が見えましたよ😌

あとはやっぱり、たまきちだよな~😆
残り1作で相手役のさくらちゃんと退団ですが、今とても充実してる感がありますね。色々ありすぎて、なかなか舞台だけを楽しむことが出来なかったかも知れないけれど、今はすべてから解き放たれて充実したラストスパートを走っているのかな、そうだと良いなと思います。楽しそうだし、カッコいいし可愛いし、演技も良いし、歌もよかったし、退団は残念ですが、残り2作(『幽霊刑事』は観られないのですが、たまきちのこの感じを観ると、良い作品になりそうですよね❗)、素晴らしい作品を残して欲しいです😵退団公演も観に行きたいな、と思いました。

花組『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』の発売もありますが、今年はタカスペがないので、出来ればもう1回月組観に行きたい~❗
そんな素晴らしい作品でした☺

最後に公式の初日の映像を🎶


月組公演『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』初日舞台映像(ロング)

(あら、これを観ると、たまきちの顎の辺りに見慣れたお肉が💧

と言うことは、やっぱり化粧替えや二人の衣装替えなど舞台が大変で痩せちゃったのかなーー😵)

と言うことで、本日はこの辺で。それでは~🎶