星組『ANOTHER WORLD』の様に「恋煩い」に罹りと風邪で入院した話と2年間風邪をひかなかった対策法の話。

瀬を早み岩にせかるる滝川の
われても末にあはむとぞ思ふ
by崇徳院小倉百人一首より)

2年前、宝塚では我が星組によるいくつかの落語を基にした『ANOTHER WORLD』なるお芝居が上演されていました。

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落語『崇徳院』を基にした設定で、主人公の康次郎は茶店でお澄に一目惚れし、同じく康次郎に一目惚れしたお澄は先ほどの崇徳院の歌の上の句を料紙に書き、康次郎に渡したのでした。お澄も自分と同じ気持ちなのだと察した康次郎ですが、相手は何処の誰だか名前も知らぬ娘。康次郎は恋煩いで食事が喉を通らなくなり日に日に衰弱し死んでしまい、同じく康次郎への恋煩いで死んでしまったお澄とあの世=ANOTHER WORLDで再会するのでした。

恋煩い、、、と言えば、この曲。


椿屋四重奏 - 恋わずらい

10年前のこのブログでも大いに語った椿屋四重奏の名曲『恋わずらい』ですね。

(この記事のBGMにするには内容が濃すぎるので、是非、別途お聴きください。すんごい歌声とメロディと演奏なので😩)

osenseitoosaitousama.hatenadiary.org

 「恋煩いで死んでしまうって、どう言うこと???」と思ったアナタ、それを科学的観点から?(←嘘です)言葉で説明してみたいと思います。何を隠そう、お先生こと、このわたくしめも恋煩いで死にかけたことがあるのです❗

ざっくり言ってしまうと、恋煩い=栄養失調、不眠、好きな人のために動く過労です。
私が罹った恋煩いの症状は、24時間好きな人のことを考え、私の場合はどうやったらその人と話せるか、連絡先を交換出来るか、連絡先を交換した後どの様な内容のメールを送れば返事を貰えるか、自分が欲しい内容の返事を貰うためには、どの様な文面で文章を書けばいいか、等々。
ただ、「あぁ、カッコいいなー」とか「ここが好きだなー」とか「あの時、こう言う顔してたなぁ」とか「あの時こんな感じだったなぁ」とかを思い浮かべたりする以外に上記の様な作戦を考えていました、寝ずに。なんせ策士ですからね~。
これ、文字通り「四六時中」考えていたので、脳の活動が休まることなく、横になっても眠ろうと言う気がまったく起きず、寧ろ「睡眠時間の6時間も好きな人のこと考えられる(と言うか、心理学的な作戦を考えるのが楽しかった)って超幸せ」などと思っていて、別に日中も眠くなくて、不眠症(大学生の時、ある国家試験の勉強を本格的に始めたら1週間で合計7時間しか眠れなかったのが私の不眠のピーク。そのため、勉強するのを諦めました。それ以降も頻繁に不眠はあって秒針の音がうるさくて眠れなかったり、朝陽が眩しかったりで、人よりも大分繊細に出来ていて面倒な私。。。)の様な「眠れない!!」みたいな苦痛はなかったのです。
食事は?と言えば、朝は何も食べずカフェラテのみ、昼に市販のお弁当(主にキーマカツカレー。ほんとカレーばかり食べていた。)を食べた時は(勿論、お米は半分も食べない)、「今日はお昼はお弁当だったから夜は食べなくていいんだわ!ラッキー(その分、好きな人のことを考えていられる喜び)」くらいに思っていて、痩せていっても、寧ろ「痩せてラッキー。服が格好よく着られる」と思っていました。BMI19?(セリーヌの34のパンツがギリ入るくらいで自分では太りすぎだと思う…)の今より5キロくらい痩せていました。今から6年くらい前の話。
そして多いときは週4で好きなバンドのライブへ行って激しく動き、出掛けているので寝る時間(横になっている)もその分さらに減り、SUPER JUNIORのコンサートやミュージカル(ソロ活が超盛んだった)や宝塚へ週1以上で行っていたと思います。それだけ資金も潤沢だったんだなぁ😵

追っかけの人はあるあるだと思いますが、3連休に東京(昼、家を出発)→大阪(夜、ドームでコンサート。泊まり)→朝、東京へ移動(夜6時間くらいの立ちっぱなしのライブイベント、家に帰って一応寝る)→大阪(朝、東京出発でドームでコンサート。泊まり)→翌日、大阪の友人に会ってご飯の後、東京の家に戻る、次の日は出社とか、東京(仕事)→夜、新幹線で京都へ、深夜から朝までオールのライブ→翌日、京都観光、東京へ戻って夜は別のライブ、、、なんてスケジュールで家にいる時間も余りなかったのですが、下手すると SUPER JUNIORのコンサート中も好きな人のこと考えていました(一番好きな人ってイトゥクじゃないんかい???と思われた方、鋭い❗)。
イトゥクで思い出しましたが、コンサートで名古屋に行った際は必ず熱田神宮にお参りするのですが、ここで引いたおみくじに「恋愛・・・一人に定めよ」と書いてあったのですよね。それで、「ぎくぅぅ、、、そうかぁ、、、じゃあイトゥクじゃないのか?」ってことになっていたのです(今となってはイトゥクだったのかな、と思うがちょうど兵役中だったのもあり)。


で、そんな生活を送っていると、あるときクリスマスライブで氷水を舞台からぶっかけられたことが原因で風邪をひきました。(ちなみに、夏にK-POPのダンスレッスンを初めて受けた翌日にも汗を掻きすぎた体を電車の冷房で冷やされて風邪をひきました💧)これ、職場にも原因があって、40階建てくらいのビルだったのですが、空調がイマイチなのか、空調の下に座っている人はみんな風邪をしょっちゅうひいたり、終いには心を病んでしまったりして、明らかに何かあったと思います。なので、私と向かいに座っている女性と二人で常に1年間、順番に風邪をひいていて、具合が良い時が余りなかった様な。勿論、お互い毎日マスク着用してたのに。。。で、それも風邪と言っても、症状が結構重くて、2ヶ月以上、酷い咳が止まらなくて咳ぜんそくになりかけて、元々、酷いアレルギー性鼻炎なので喉も弱いのですが、一度風邪をひくと、この咳症状が1年の間に何回も続いて夜、横になったり暗くすると咳が酷くなるので、ほぼ上半身を起こした状態で、小さいライトも点けたまま寝て(と言うか眠れない。眠っても自分のうなり声で起きる等)いました。それでも、精神的な安らぎのため?イベントは外せないので、風邪が治ればコンサートで全国ツアーのあちこちに出掛けていました(チケットは買ってあるのに、具合我が悪くて行けないことも多かった😞)。
あ、そうだ、その所為でメニエル病も4年ぶりに再発したなぁ。まぁ、これはライブとコンサートで爆音を聴き過ぎたのもあると思います。ちなみに、こちらは良い先生と薬に出会って、「発症→仕事休んで病院→薬飲んで1日休む→結構早く治る」を1年で2,3回繰り返し、先生には「ライブに行くのは仕事なの??」って言われたので、「その様な物です。人生賭けているので❗」と答えておりました。先生、ごめんなさい🙇
ちなみに、あれから今6年経ってますが、それ以来、話し声はより聞こえにくくなる反面、コンサートも宝塚も映画館も全部、爆音予防のために耳栓をしております。(今は窓が開いているので地下鉄では密閉性が高いイヤホン必須)。

で、恋煩いですよ。まぁ、これくらい人生の半分以上具合が悪くても、オタ活は止めないし、好きな人のことを考えるのも止めないのですね、人間て。しかも、康次郎さんみたいに数日でコロッと逝く訳でもなく、1年半くらいずっとこの状態でした。免疫力が下がりまくっていたのでウィルス性腸炎にも罹ったりで、点滴も何回も行ったなぁ。


さて、そんなある夏のこと、また風邪をひいた私は、とにかく具合が悪くて、アレルギー性鼻炎・風邪・メニエル病でしょっちゅうお世話になってた耳鼻科の先生に点滴をするために総合病院を紹介して貰い行ったのですが、そこの先生と看護師さんに「ご飯も食べられないし、この状態なら入院した方が良いよ」と言われ、「おお、そこまでなのかぁ😱」と驚きました。なんか1年半以上も具合が悪いのが当たり前だったので、それを改善しようと全然思わなくて。「風邪をひいたら一応薬を貰いに病院に行くけど、ええー入院?!そんなに悪いのか」と。それで、人生で入院したことがなかったので「さすがに入院は……」と、2日くらい家→仕事→病院で点滴を繰り返したのですが、ある朝起きたら、リンパに菌が入ったのかコブみたいに凄く腫れていて(エコーを撮ったが結局悪い物ではなかった)あ、これはもう入院しよう❗❗と観念したのでした。
人間とは不思議な物で、そうなると具合が悪くなることにもいい加減ウンザリして(飽きてきて💧)入院したらもう絶対風邪ひかないように気をつけよう❗と考えを改めたのです。

そこから1週間は毎日3回点滴をして、とにかく起き上がることも出来なかったので、ほぼ寝ていました。それでもまぁ、好きな人のことは考えていて、ちょっと起き上がれる時はその人にあげる誕生日プレゼントを世界中のサイトでずっと検索していたのですが💦💦(←懲りてない)。
で、1週間後、完全リニューアル✨した私は病院食では全然カロリーが足りなかったので(寧ろ、おかゆが苦手すぎて吐いてしまっていた)、退院した足で駅ビルの韓国料理屋に直行し、あれやこれやを頼み、〆に濃いめのマッコリアイスで栄養補給完了❗❗明日から健康な人生を送るぞ🙋と誓ったのでした。

それから約6年。
恋いに煩うことも全くなくなり(覚めた。あ、冷めた?)、、、3年に一度くらい胃腸炎に罹って5日くらい休んだり、風邪は1年に1回くらい?はひいていたと思いますが、追っかけていた大好きなバンドが解散したのをきっかけにライブハウスのライブに行くことはなくなり、SUPER JUNIORのソロ活もだいぶ落ち着いて来たのもあると思いますが、2年前の11月に風邪をひいたのを最後に一度も風邪をひいていません(やったー🙌)。

実は何度も紆余曲折を繰り返し、2年前の風邪から、「もう本当に具合悪くなるのは嫌😫」と完全に対策を考え実践していることがいくつかあるので、それが効いているのではないかな?と思います。
では、私が2年前から実践していることとを以下に挙げてみます🎶

・毎朝、水を一杯飲んだ後にヤクルトを飲む。
・朝ご飯(カフェラテと1包装に2枚入りのクッキー、または1個当たり133キロカロリーのワッフルを食べる。)
・手を洗う際は必ず2回続けて洗う。
・夕食後にビタミンCサプリを飲む。
・なるべく23時半に寝る。
・アレルギー症状を減らすために、花粉症の時もなるべくマスクをしない。
・朝・夜など電車に乗るとき、映画館、観劇・コンサート中は必ず「ロッテ カリンのど飴」を舐める。
・喉に違和感を覚えたら、「ロッテ カリンのど飴」を舐める。
・喉がちょっと腫れてきたと思ったら、タイガーバームを塗る。
・暑さ寒さは我慢せず、すぐ脱ぎ着をする。

て、感じでしょうか。

せっかくなので、それぞれに理由や思っていることを書いてみます。
・毎朝、水を一杯飲んだ後にヤクルトを飲む。
朝起きたらまずは水分補給。そして風邪をひかないためには、腸内細菌とビタミンCは必須❗❗ってことで。
なぜ、ヤクルトかと言うと、他の飲む乳酸菌に比べて続けやすいからです。LGなんとか~とかは、1本120円だったりでちょっとお高い上に量が多いので私には毎朝飲むのがキツい。しかも毎日買わないといけないので(賞味期限はどうなんでしょう)、手間もかかります。その点、ヤクルトは10本セットで売ってるので、賞味期限10日後であれば1回買えば10日は手間いらず。腸内細菌は1日でも切らしたら駄目なので、土日も欠かさず飲むためには私はこれがベストだと思っています。
・朝ご飯(カフェラテと1包装に2枚入りのクッキー、または1個当たり133キロカロリーのワッフルを食べる。)
私の場合、朝、家で食べてたくさん飲んだり食べたりしてしまうと満員電車で気持ち悪くなってしまうので、職場に来てから軽く糖分を取るのと腸を動かす目的で摂取。
・手を洗う際は必ず2回洗う。
これは以前テレビで実験を見たときに、石けんで1回手を洗っただけでは全然、菌が落ちていないのを見て、2回洗うようになりました。
・夕食後にビタミンCサプリを飲む。
食事と共に摂取するのが一番効果的だそうですが、まぁ、夕飯食べた後は家だと水を飲みやすい環境なので。サプリは持ち歩かず、外食の場合は家に帰ってから飲みます。朝・昼・夜、いつがベストなのかは、調べたことがありませーん。
・なるべく23時半に寝る。
睡眠が一番大事かも。6時半に起きるので7時間は寝たい。。。
・アレルギー症状を減らすために、花粉症の時もなるべくマスクをしない。
これ、今のコロナ禍では厳しいですが、実は一番効果があったのでは?と思います。
3年間、病めるときも健やかなるときも、寝るときもマスクをしていましたが、風邪はひくし、うつるし、顔は痒くて蕁麻疹が出て膿んじゃうし、寒暖差アレルギーを誘発するし、くしゃみが出ちゃうと逆に鼻水が全然止まらなくなるしで、ある時、アレルギーはマスクがより酷くするのでは?と思ったことから始めたこと。
ちなみにどのマスクもほぼ駄目ですが、PITTAマスクだけは今のところ肌があまり痒くなりません。
・喉に違和感を覚えたら、「ロッテ カリンのど飴」を舐める。
・朝・夜など電車に乗るとき、映画館、観劇・コンサート中は必ず「ロッテ カリンのど飴」を舐める。
喉のために、あらゆるのど飴を舐め続けましたが、風邪で口腔内が荒れているので、舌が切れちゃって。。。困っていたら、母が「お母さんはロッテ カリンのど飴しかもう舐めない。常に持ち歩いていて、ベッドサイドにも常備。夜でも喉に違和感があったらすぐ舐める。長距離電車に乗るときは必ず舐める。お陰で喉が痛くなることがない」とのこと。(飴を舐めたまま寝ちゃわない様にお気をつけを❗)
ホントか-?と思って試したら、舐めて1、2分でなんかスーーーっとするのですよね。私もこれを実践してから喉が痛くなくなりました。朝夜、通勤電車の際は必ず、あとは映画館、観劇・コンサート中も必ず舐めています。ホールって突然、咳が出ることがあるので。
友人Aちゃんにも薦めたら効果があったらしく、曰く、「緑(カリン)のやつじゃないと駄目です。他の味は効果がイマイチ」とのこと。個人差はあると思いますが😃
・喉がちょっと腫れてきたと思ったら、タイガーバームを塗る。
とにかく、アレルギー、乾燥性敏感肌で顔が痒くなっていた私は、2年前、最強のステロイドを塗りすぎて、化粧水すらつけられない、枕が触るのも駄目で寝返りできない最悪の状態になってしまったのですが、アルビオン様とひょんなことから塗ったタイガーバームに出会ったお陰で肌の悩みがなくなりました。そして、このタイガーバームって痒み以外に、筋肉痛や頭痛とかにも効くので、試しに喉がちょっと腫れてるな??って時にも塗ってみたら、その後、違和感が気にならなくなる位に✨日本ではもうちゃんと売ってない様なので海外輸入代行で買っております。安いし、大容量🙌
・暑さ寒さは我慢せず、すぐ脱ぎ着をする。
暑がりで寒がりなわたくし。。。それによって鼻炎も誘発されるので、喉がすぐ腫れ、本当によく風邪をひきました。
通勤で辛いのはJRから地下鉄への乗り換え。これにより、寒暖差・地下のホコリや花粉が溜まっている状態・空調の違い・冷暖房の利きの差・冷暖房によって舞うホコリが体調を左右します😞なので、暑さ寒さはなるべく我慢せず対策します。5年前の高層ビルは窓が開きませんでしたが、今は窓が開く建物なので、それも良い影響かも。でも、職場が凄く寒い時があるのでダウンジャケット着てる時があります💧恥ずかしくてもそんなことは言っていられないので😅

さて、11月になって、無事「2年間、風邪をひいてない記念」を迎えたらブログに書こうと思っていたのですが、ふと考えてみると、うちの母って私が小さい頃から全然、風邪をひいているのを見たことがない❗
酷い頭痛で1日起き上がれないことはあっても、改めて思い出しても風邪をひいていないかも。
そこで母に訊いてみました。
「お母さんって、私が小さい頃から全然、風邪ひいたことないよね、何十年も。なんで??」
「……馬鹿だから???」
「…………うーん、、あっ❗でも、『夏風邪は馬鹿がひく』って言うじゃない??でも、夏もひいてないよ??」
「そうか、確かにそうだね。なんでだろう。色々気をつけているからかな??」
ってことで、考えてみたら、上記の対策とか、母は私の10倍は神経質(と言うか注意深い)なので、昔から細かく気をつけていた様です。でも、毎日乳酸菌やビタミンは別に今の時代みたいに取りやすい訳じゃなかったのですが。まぁ、超過敏なアレルギー体質(食べ物はほぼないですが)の私に比べると、鼻炎ではないので、そこが大きな違いかも知れません。

と言う訳で、個人差はきっとあると思いますが、風邪をひきやすい方、騙されたと思って試してみるのもありかも知れません。
まぁ、入院するまでの私もそうでしたが、こう言うとき「じゃあ、試してみよう❗」って思う方は、本当に切実に悩んでいる方ですから、薦めてみても実行しない人が大多数でしょうが。それはそれで健康なんだと言うことで好し🎶🎶

それでは、こんな世の中ですが、皆様が健康で過ごせますように😄

あ、最初にお話しした星組『ANOTHER WORLD』は最高に面白い作品です❗男性でも楽しんでいただけるので是非ご覧ください❗

あの世がこんな感じなら、死ぬのも悪くない🎶って思える内容です😄

ってそれじゃあ、今日言ったこと意味ないかーーー😅

ではまた~🎶